フェンダー・ローズには、
ステージ・タイプとスーツケース・タイプの二つがありました。
スーツケース・タイプの方が、持ち運びに楽そうに聞こえますが、
こちらはアンプ付きで(写真)、
鍵盤部とアンプ部を分けることができるのですが、
ふたつ合わせて、ゆうに100Kgは越えたはず。
アマチュア・ミュージシャンには、価格、重量ともにつらいものがありました。
けれど、このスーツケース・タイプの、
ステレオ・トレモロというエフェクトは魅力的でした。
ヘッドフォンで聴くと左右に揺れるこのエフェクトは、
いわゆる「ステレオ・パン」で、ローズの音色をさらに雰囲気あるものにしました。
リチャード・ティーの音色は、
当時、コーラス・エフェクトをいろいろ変えて試したのですが、
うまくいかず、結局、それはコーラスではなく、
スモール・ストーンのフェイザーであると分かったのはずいぶん後のことでした。
ステージ・タイプの方は、本体に電源コードもなく、
私の持っていたステージタイプ MARK I は、
ボリュームとベース・ブースとのつまみと、アウトプットのジャックがひとつあるだけ、
というシンプルな構成でした。
最近の機材は色々な音が出せる分、どんどん複雑になっていますが、
今となれってみれば、このシンプルさはとても魅力に感じますね。
ステージ・タイプとスーツケース・タイプの二つがありました。
スーツケース・タイプの方が、持ち運びに楽そうに聞こえますが、
こちらはアンプ付きで(写真)、
鍵盤部とアンプ部を分けることができるのですが、
ふたつ合わせて、ゆうに100Kgは越えたはず。
アマチュア・ミュージシャンには、価格、重量ともにつらいものがありました。
けれど、このスーツケース・タイプの、
ステレオ・トレモロというエフェクトは魅力的でした。
ヘッドフォンで聴くと左右に揺れるこのエフェクトは、
いわゆる「ステレオ・パン」で、ローズの音色をさらに雰囲気あるものにしました。
リチャード・ティーの音色は、
当時、コーラス・エフェクトをいろいろ変えて試したのですが、
うまくいかず、結局、それはコーラスではなく、
スモール・ストーンのフェイザーであると分かったのはずいぶん後のことでした。
ステージ・タイプの方は、本体に電源コードもなく、
私の持っていたステージタイプ MARK I は、
ボリュームとベース・ブースとのつまみと、アウトプットのジャックがひとつあるだけ、
というシンプルな構成でした。
最近の機材は色々な音が出せる分、どんどん複雑になっていますが、
今となれってみれば、このシンプルさはとても魅力に感じますね。