いわさきあきらの音人的生活

京都のキーボーディスト岩崎明のブログです。音楽の知識、機材の紹介、日記など。

26日 京都・深草 オレンジハウス・ライブ

2009年09月27日 | 音楽日記
 昨日(26日)は、深草のレストランバー、オレンジハウスでのライブでした。

 来てくださったみなさん、ありがとうございました。

 今回のオープニングアクトは、私の教え子のFさんのユニット、怪盗ベアーズ☆アイ。
 いつものように、店長、西山カズヤの歌もあり、ほのぼのとしたライブだったと思います。


 次回は12月あたりに、クリスマスイベントとして企画しています。

20日、21日、YAMAHA PMS ジャンプアップ・ライブ

2009年09月24日 | 音楽日記
 YAMAHA PMS先生、ならびに生徒、その他のみなさん、おつかれさまでした~


 20日、ジャンプアップ・ライブ滋賀

 21日、ジャンプアップ・ライブ京都

 の後、22日~23日に四国・愛媛県に墓参りに行っていたので、ブログ更新が今になってしまいました。

 写真は、帰りの瀬戸大橋からの夕焼けです。


 滋賀、京都の講師演奏と管楽器バックなど、全10曲(そのうちの1曲は4曲メドレー)をやらねばならない上、さらに京都の講師14人編成による「マイケルジャクソン・メドレー」を企画、プロデュースをしたので、今回はかなりハードな、けれど、充実した2日間でした。

「マイケル・ジャクソン・メドレー」は、全員そろったリハは、当日のみで、(14人の多忙な講師が一度にそろうのは不可能だった)、さらに約13分の曲に割り当てられたリハ時間は、約10分、と、プロジェクトX並みのプロジェクト。

 けれど、さすが、講師のみなさん!
 アレンジ構成などを積極的に手伝っていただき、さらに、最小の説明で、曲の流れをつかみ、ちょっとした「事故」はあったものの、感動的にできあがったと思います。


 そんなわけで、ようやく今は、すべて肩の荷が降りた状態で、昼に食べたのは、四国みやげの「石丸製麺のしょうゆうどん」です。

 さすがに四国はうどんのレベルが違いますね。
 うどんが切れない。でも固くない。


 そんなうどんのような芸をみんな目指そう! って、変なシメになったな・・


(このブログ内容は、mixi日記とほぼ同じです)

思い出のシンセ・機材「AKAI SG01p」

2009年09月18日 | 思い出のシンセ・機材
 ピアノのサンプリングの場合、
 音の善し悪しを決める一番のポイントは、
 まず、サンプリング周波数でしょう。

 サンプリング周波数は、
 以前「シンセことば デジタルとアナログ」で書きましたが、

 例えば、オーディオCDの場合なら、

  16ビット 44,1kHz

 と表されます。
 つまり、これと同じなら、CDと同じレベルの音質になる、ということです。


 もうひとつ、ポイントは、「リニア」か「ノン・リニア」か、
 というのもあります。

「ノン・リニア」は、データを圧縮して、メモリー量を節約しています。
 多くのシンセ音源は、この方式です。

「リニア」なら、圧縮なしです。

 もちろん、「リニア」の方が音質的には有利です。


 写真のハーフ・ラック・サイズの音源は、
 AKAIのピアノ専用音源、SG01pです。

 サンプラーといえば、
 そのフォーマットがスタンダードになっているほどのAKAIで、
 この音源は、AKAIのサンプラー用のピアノ音色を
 再生専用のピアノ音源にしたものです。


 スペックは、16ビットの44,1kHzのリニアだったはずです。

 つまり、CDと同等の音質なので、音質的には問題はないはずです。

 確かに、音は良いと思いました。
 けれど、何か「堅い」感じがした記憶があります。

「美人なんだけど、よそよそしい」

 とでも言ったらいい音でしょうか?


 実は、他にも「ピアノの音らしさ」を決めるポイントがあります。

 次回は、「スプリット」についてです。



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思い出のシンセ・機材「YAMAHA P50m」

2009年09月15日 | 思い出のシンセ・機材
 ピアノ音源が、これほど求められるのは、

 ピアノという楽器の録音の難しさである、

 と思います。


 例えば、サックスは、普通のダイナミック型のマイク(例えば、SURE SM57)を使っても、
 結構、うまく録音できます。

 ギターは、マイクでもいいですが、
 最近は、アンプシュミレーターのようなエフェクトもありますから、
 これもそれらしい音で録音できます。

 けれど、ピアノは、
 例え、グランドピアノを持っていても、
 マイクの選び方、
 マイクの位置、
 アンビエント(空間の響き)など、
 素人が録音するのは、とても難しい楽器です。

 それは、レンジの広さがあります。
 高い音から低い音まで、
 大きい音から小さい音まで、
 うまく録ることは、とても難しいのです。

 
 そこで、サンプリングのピアノ音源の登場で、
 ついに、理想のピアノの音が自分のものになる、
 と、思ったのですが、
 実は、そのサンプリングの仕方や
 プログラムの仕方が、いろいろあって、
 気に入るピアノ音源を探して、
 いろいろ買っていた時期がありました。

 写真は、ハーフラックサイズのピアノ専用音源、P50mです。

 ピアノのサンプリングに関しては、ヤマハの音が好きなので、
 これを買ったのですが、音が薄い印象がありました。

 
 もうひとつ、ピアノ音源の特徴としては、
 ピアノタッチの鍵盤で弾く方が、
 ピアノっぽい音に聴こえる、
 というのがあります。

 不思議なんですが、
 弾くタッチが変わると、
 音の聞こえ方もまた違うんですね。

 
 これから、何回かに渡って、
 私が買ってきたピアノ音源などを紹介しながら、
 ピアノ音源と、そのサンプリングについて、
 考えていきたいと思います。
 

思い出のシンセ・機材「YAMAHA CP80」

2009年09月07日 | 思い出のシンセ・機材
 前回、ローランドのV-Piano について書いたので、
 今回から、ピアノ音源について、
 いろいろ、書いてみたいと思います。


 フェンダー・ローズやウーリッツァーという、
 70年代を代表するキーボードであるエレキ・ピアノ、

 実は、これらのエレキ・ピアノは、
 ピアノを持ち運べるように、と開発されたものです。

 つまり、ピアノの代用品だったのです。

 ピアノは、弦をハンマーで叩いて音を出しますが、
 これらのエレキ・ピアノは、金属棒をハンマーで叩き、
 その振動をピックアップで拾って、それをアンプで鳴らす、
 という構造になっています。

 構造的には、ピアノに近いのですが、
 金属棒なので、ピアノとはまたかけ離れた音になります。

 けれど、逆に、これがエレキ・ピアノの個性となって、
 今も、愛用している人がいたり、
 シンセのサンプリング音色で活躍したり、
 しているわけです。


 ピアノに近いエレキ・ピアノでは、
 ヤマハから出ていた、CP80が、
 その頃、最もよく使われていた機材です。


 CP80は、実際にピアノ弦をハンマーで叩く方式で、
(生のピアノよりは、短い弦でした)
 ピアノよりは、かなり「堅い音」でしたが、
 ドラムの入ったバンドでは、
 その堅さが逆に抜けの良さになっていました。

 バラードなどでは、ちょっと情緒がないのですが、
 リズム系では、ゴキゲンでした。


 海外のミュージシャンでは、
 ジョージ・デュークなどが、これを愛用していました。


 難点は、やはり、重いこと。
 重さは、約120Kg(!)
 値段も70万円ぐらいだったと思います。
 そして、チューニングが狂いやすいこと。

 なので、アマチュアのバンドなどで、
 持っている人はほとんどいませんでした。

 けれど、ライブハウスなどでは、
 ピアノ代わりに装備しているところも多く、
 私も、よく使っていた機材の一つです。

 チューニング、メインテナンスなどが大変で、
 サンプリングによるデジタルピアノが出てくると、
 どんどん消えて行きましたが、
 今でも、シンセの音色にこれのサンプリングが入っていることも多いので、
「そういう機材なんだな~」
 と思いながら、チェックしてみてください。


 YAMAHA CP80 → http://yamaha.jp/product/keyboards/stagepianos/cp80/


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ローランド V-Piano 試奏

2009年09月02日 | 音楽記事
 今日、ジュージヤに寄った時に、
 最近、気になっているた Roland V-Piano があったので、
 試奏させてもらいました。

 まず、鍵盤がいい。

 象牙っぽい、というか、
 ちょっと、ざらついた触感が、とても指にフィットします。
 
 音も、サンプリングのつながりもよく、
 不自然さを感じさせません。

 アンビエントのつまみがボリュームの横についていて、
 ちょっと回すと、さらに生のピアノを弾いている感じに。

 弾いててとても気もちいい。

 すごく、いいです。

 難点は、まず、値段、60万円です。

 そして、重量、約38Kg、ライブに持って行くのはつらそう。

 家で音楽制作には、いいと思いますが、
 この値段を出すなら、
 KORGのOASYS(約80万円)もありでしょうか?

 
 PCソフトでも、ピアノ専用のバーチャル音源が多数でてますから、
 どこまで、このV-Pianoが健闘するか楽しみです。


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