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FM音源ってなんだ? その5「Initialize(イニシャライズ)」

2016年04月29日 | シンセ・キーボード講座

さて、それでは、実際に、FM音源を使って、

音作りをやっていきましょう。

 

ここでは、SY99を使います。

 

F1ボタンのmode(モード)は、1AFM polyに設定します。

 

 

設定は、ダイヤルあるいは矢印のカーソルを使ってやります。

 

 

これは、FM音源を一つのみで使うということです。

もっとも、シンプルなセッティングです。

 

基本的には、DX7と同じ状態ですね。

 

 

それから、F2 の Com(コモン)というボタンを押します。

ここは、エフェクトやコントローラー、ポルタメントなどの設定をする画面です。

 

 

これらをすべて、初期設定状態にします。

15.Initlz(イニシャライズ)というところにカーソルで行き、ENTERを押します。

 

 

Are you sure?(本当に?)

 

 

という確認表示が出てきますから、Yes ボタンを押します。

 

 

Storeで、メモリーしないと元の音は消えません。

 

けれど、一応、カードがフロッピー(!)に元の音色をセーブしておくのがいいでしょう。

 

 

それから、F3の、E1(エレメント1)を押します。

 

今では、YAMAHAシンセの基本パーツになっているエレメントですが、

SYシリーズから出来上がったんですね。

 

 

やはり、15.Initlz(イニシャライズ)を押して、先ほどと同じように、

Are you sure? →Yes として、初期化します。

 

 

さて、これで、すべてが初期化されました。

 

DX7のイニシャライズもおおむねこんな感じです。

挑戦してみてください。

 

 

最近のシンセでは、まったくの初期化から音作りをすることはまずないので、

かなり新鮮だと思います。

 

 

 

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エコノポリス/音人的経済考#006 ~人を金で動かす その2~

2016年04月28日 | 音楽と経済

 
有名な話ですが、スティーブ・ジョブズがアップルを立ち上げて間もない頃、
ペプシコーラの重役だった人物を引き抜きます。

 
その時の言葉がこうです。
 
「このまま一生砂糖水を売り続けたいか? 世界を変えたいか?」
 
グッときますね。これは私が男だからというものあるでしょう。
 
男心をくすぐる強烈なインセンティブを与える言葉です。
 
しかし、このペプシの重役、帰って嫁にかなり怒られたと思うんですが・・
 
 
金銭的な報酬は、強烈なインセンティブになりますが、
人によっては、その効果が発揮されない場合もあるということです。
 
 
 金もいらない、地位もいらない、命もいらない
 という人ほど困ったものはない。
 けれど、今のこの時代はそういう人間が必要だ。
 
というのは、西郷隆盛の言葉です※。
 
「今のこの時代」というのは明治維新前後ですね。
 


今もそんな時代になろうとしてる気がしますが、
こういうココロザシを持った政治家って何人ぐらいいるんでしょうか?
 


それはさておいて、ミュージシャンはどちらかといえば、
「命はいらない」までは、いかないでしょうが、
そういうタイプの人が多いですね。
 


ミュージシャンのインセンティブは「演奏」そのものだったりします。
(あるミュージシャンは演奏と酒がセットだったりしますが) 
 


○○ジャズストリートなどの
多くがノーギャラとかカンパ制のイベントが盛況なのも、
ミュージシャンのインセンティブと合致しているからでしょう。


 

次回は、ミュージシャンの動かし方についてです。
 
 
 
※参考)梅原猛著「百人一語」より

-------------------------------------------
  
5 月 13 日(金)オレンジハウス(深草)春のライブ
 岩崎明 弾き語り ゲスト 西山カズヤ
※ 和・洋楽のカバーやオリジナルソングの弾き語り
PM19:00 頃スタート  2 ステージ ライブチャージ カンパ制
オレンジハウス 伏見区深草オカヤ町  TEL 075-643-1004
http://gourmet.goo.ne.jp/restau…/shopID_gourmet-mypl-319398/

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エコノポリス/音人的経済考#005 ~人を金で動かす その1 ~

2016年04月26日 | 音楽と経済

ちょっと、過激なタイトルですが、
これを見て、どう感じましたか?
 
「ふざけるな」と、ムカっときたでしょうか?
 
「普通のことだな」と、平静だったでしょうか?
 

 
お金というのは、人の感情に結びついていて、
その人のお金のとらえ方で、感じ方も変わります。
 
 
最近の経済学で使われている「インセンティブ」という言葉があります。
 
簡単に言えば、「人を行動に向かわせる刺激」です。
 
 
お金が人を動かすツールになる、というのは基本的なことでしょう。
 
会社の月給、アルバイトの時給・・
 
お金という報酬があるので、人は働きます。
 
 
けれど、ただ単純にお金を使えば、人が動くかといえば、これがまたそうでもないのです。
 
 
タイラー・コーエンの「インセンティブ」という本の中に、こんな話がでてきます。
 
子供に皿洗いをさせるのに、1枚洗えばいくらと決めます。
 
それで、子供は喜んでお皿を洗うかと思いきや、
実は、無償でやっているより、やらなくなります。
 
 
皿洗いをすれば、お金をもらう、となると、
お金をもらわないなら、皿洗いをしなくていい、と子供は考えます。
 
子供にとっては、お金よりも遊びの方にインセンティブがあるわけです。
 
「同情するなら金をくれ!!」という子供のことはさておいて・・
 
 
一方、お金をもらわずにやっている子供は、
それが家族のためである、という使命感でやります。
 
使命感がインセンティブになるわけです。

 

(~人を金で動かす その2~ へ続く)
 
------------------------------------------------------
 
5月13日(金)オレンジハウス(深草)春のライブ

 岩崎明 弾き語り ゲスト 西山カズヤ

※和・洋楽のカバーやオリジナルソングの弾き語り

PM19:00頃スタート 2ステージ ライブチャージ カンパ制

オレンジハウス 伏見区深草オカヤ町 TEL 075-643-1004
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FM音源ってなんだ? その4「FM(Frequency Modulation)」

2016年04月24日 | シンセ・キーボード講座

FM音源の「FM」は、

 

「Frequency Modulation(フリーケンシー・モジュレーション)」

 

の略です。

 

「Frequency」は「周波数」ということです。

 

「Modulation」は「変調」。

 

 

「FM」を日本語で言うと、「周波数変調」ということになります。

 

 

「変調をかける」

  

とは、どういうことでしょうか? 

電気信号的に言えば、「キャリア波を変化させること」となっています。

 

「Modulation」はシンセを持っている人なら、おなじみの左側についているコントローラーのひとつ、

モジュレーション・ホイールを(KORGにスティック状になっている機種もあり)思いつくでしょう。

 

これも、「変調をかける」コントローラーです。

 

ただモジュレーション・ホイールは、LFOというゆっくりとした波で変調をかけます。

 

『モジュレーターによって、キャリアを変化させる』

 

ということなんですが、FM音源の音作りを実際に経験した人でないと、

たぶんイメージはわきにくいと思います。

 

次回からは、オペレーターにあるエディットの項目を見て、

それを変化させながら、説明していきたいと思います。

 

FM音源の機種を持っている人は、ぜひ自分でエディットしてみてください。

 

 

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音楽と般若心経 その5 ~あなたの想いは届くのか 後編~

2016年04月23日 | 音楽講座


音楽を演奏する「想い」、人の想いはどう伝わるのでしょうか?
 
まずは、前編をお読み下さい。
 
---------------------------------------------
 
スティーブン・ホーキング博士は、車椅子にのり、
コンピュータが合成した声で会話をする天才物理学者だ。
 
「ホーキング宇宙を語る」の本の最後に、
用語集がついているのだが、
その中のエネルギーについて書かれた言葉が目に飛び込んできた。


「エネルギーは生成されず、消滅しない」

 
これは、まさに「不生不滅(生まれず、滅せず)」ではないか。
 
 
エネルギー保存の法則によれば、エネルギーは増えたり減ったりもしない。
 
つまり、「不増不減(増えず、減らず)」だ。
 
 
そして、エネルギーはいくつもあるのではなく、みんな同じエネルギーからできている。
 
それが、「不垢不浄(きたなくもなく、きれいでもない)」ということではないか?
 
 
「不生不滅 不垢不浄 不増不減」

という神様か仏様の出されたなぞなぞは、
 
「空というのはエネルギーである」
 
と考えるのが、自然であるように思えた。
 
 
「色即是空 空即是色」のすぐ後に続く「受想行識 亦復如是」は、
 
「受想行識」もまた同じであると、つまり、「空」であると言う。
 
 
「感受すること」「想うこと」「行動すること」「認識すること」
 
これらもすべて、エネルギーである、ということになる。
 
 
「想い」はエネルギーなのだ。
 
 
音楽は「想い」を乗せた音の波だ。
 
演奏は、音の波を渡る船と言ってもいいかもしれない。

 
その船がいい船であればあるほど、
「想い」は強烈なエネルギーとなって伝わるのだ。




※般若心経は、ひとつの解釈だけでなく、いくつもの深い意味が重なる構造になっています。

宗教関係者の方々には気を悪くなさっている方もおられるかと思いますが、狂人のたわごとと、ご容赦を。



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音楽と般若心経 その4 ~あなたの想いは届くのか 前編~

2016年04月21日 | 音楽講座


音楽を演奏するということは、「想い」を伝えること。
 
その「想い」は、どう伝わるのだろうか?
 
そんなことを考えることがありますが、
その答えが般若心経の中にあります。
 
それを前編、後編にわけて、つづっていきます。
 
---------------------------------------------
 
「色即是空 空即是色」
 
(色すなわち是れ空 空すなわち是れ色)
  
 
 般若心経のキモとも言えるフレーズ。
 音楽で言えば、サビのフレーズだ。
 
   
「色」は、「物質、モノ」だった。
 では、「空」とは、なんだろう?
  
「空」とは、「実体のないもの」、と言ったが、
 では、「実体がない」ということは、「無」である、ということだろうか?
  
「なんにもない」ということだろうか?
 
   
「是諸法空相」(さて空というのは、)
  
 その後に、般若心経は続く。
  
「不生不滅 不垢不浄 不増不減」
  
(生まれ出ることもなく、消滅することもない。
 汚いものでもなく、清らかなものでもない。
 増えることもない、減ることもない。)
  
 まるで、なぞなぞだ。

 そして、これに関しては、なかなか「なるほど」と納得できる説明に出会ったことはない。
  
 そのなぞなぞのヒントを意外な本の中で見つけた。
 
 車椅子の物理学者スティーブン・ホーキング博士の「ホーキング宇宙を語る」だ。



 
 
 (「音楽と般若心経 その5 ~あなたの想いは届くのか 後編~」へ続く)

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FM音源ってなんだ? その3「モジュレーター」

2016年04月20日 | シンセ・キーボード講座

 FM音源は、1と2の縦に積まれたオペレーターが基本で、

その一番下の音を「キャリア」という、というのは前回でした。

 
 
そして、上に積まれたオペレーター(写真では2と4と6)、
これを、「モジュレーター」と言います。

 

キャリアは音を出す役目でしたが、

モジュレーターはキャリアに「変調」をかける役目になります。

 

「変調」と言われても、ピンとこない人が多いでしょう。

わかる人は、かなりシンセを使える人ですね。

 

音を出す役目のキャリアと音に変調をかけるモジュレーター。

 

これが、FM音源のもっとも基本のセットです。

 

では、「変調をかける」とは、どういうことでしょう?

 

それは、また次回に。

 

HP. http://noanoaai.com/    by  NOANOA AIR / Akira Iwasaki
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FM音源ってなんだ? その2「キャリア」

2016年04月19日 | シンセ・キーボード講座

 FM音源シンセの基本はサイン波を出すオペレーターの組み合わせです。

写真は、オペレータの組み合わせのひとつです。

 

FM音源は、この左端の1と2の組み合わせが最も基本の形です。

 

この1と2の組み合わせによって、ひとつの音を作ることができます。

この図では、1と2、3と4、5と6、で出来上がる3つの音を合わせてひとつの音を作ります。

 

下の段にある1と3と5のオペレーターを

 

「キャリア」

 

と言います。

 

キャリアは音を出す役目をします。

 

英語で「運ぶ者」とでも言う意味でしょうか。

 

上にある2と4と6のオペレーターを運んでいるようにも見えます。

 

今のところ、まだよくわからないと思いますが、

まずは、用語になじんでください。

 

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FM音源ってなんだ? その1「オペレータ」

2016年04月17日 | シンセ・キーボード講座

YAMAHAから、reface DX、MONTAGEと、FM音源方式のシンセサイザーが出て来て、

FM音源が再び、盛り上がっている(?)ようなので、FM音源の基本知識を書いていこうと思います。

 

FM音源で最も有名なシンセと言えば、DX7でしょう。

 

6オペレータ、32アルゴリズムの16音ポリ、フルデジタルのシンセサイザー。

 

って言われても、FM音源になじみのない人にとったら、よくわからないでしょう。

 

オペレータって何? アルゴリズムって何?

 

って感じになりますよね。

 

 

 

写真は、FM音源の完成形とも言える、SY99の画面です。

 

1から6の数字の書いた四角い箱が並んでますよね?

 

この四角い箱が「オペレータ」です。

 

6つあるので、6オペレータ。

 

では、このオペレータというの何かというと、

このひとつひとつが「サイン波」という波形を出す装置になっています(※1)。

 

 

どんな音でも、分解していくとサイン波になります。

逆に言えば、サイン波を合成することによって、どんな音でもできる、という理屈になります。

 

このサイン波を出すオペレータを組み合わせて音を作る、

それが、FM音源シンセの基本の考え方になっています。

 

(※1)SY99では進化したFM音源「AFM音源」となって、オペレータはサイン波以外の波形も出すことができるようになっています。でも基本はサイン波です。

 

 

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YAMAHA MONTAGE(モンタージュ)が2016年5月発売!!

2016年04月13日 | 音楽日記

5月にYAMAHAから新しいコンセプトのシンセサイザー・ワークステーションが発売されます。

その名も、MONTAGE(モンタージュ)。

http://jp.yamaha.com/products/music-production/synthesizers/montage/?mode=series

MOTIF(モチーフ)シリーズが続いてきましたが、これからは、MONTAGEシリーズになるのでしょうか? 

 

ポイントはFM音源の復活。FM-Xという名前で、オペレーター数も6から8にアップしてます。

 

AWMとFMの融合と言えば、SYシリーズにまたコンセプトが戻ったかんじですね。

 

SYシリーズの頃は、まだAWMというサンプリング音源もメモリーの関係でそれほどの波形数がなく、

FM音源にサンプリング音源をプラスしたというコンセプトだったのですが、

 

今回のMONTAGEは、今や行き着いた感のあるサンプリング音源にFM音源をプラスしたという、

メインが逆転しているところが、違うと言えば違うところでしょうか?

 

YAMAHAといえば、DX7の爆発的ヒットによってFM音源の一時代を築いたわけですが、

その黄金時代をもう一度という狙いは、果たしてどうなるんでしょうか?

 

この時代、まったく読めないですね。

 

最近のハイエンドのシンセは、とにかく、起動時間がかかりすぎる。

2~3分とか、うっかり電源落ちれば、ライブ中なら1曲の半分は手も足も出ない状態になる。

そのあたりが、どうなっているのかが、気になるところですが、まあ、解消されてる気はしないですね。

 

 

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