いわさきあきらの音人的生活

京都のキーボーディスト岩崎明のブログです。音楽の知識、機材の紹介、日記など。

音楽とアインシュタイン その1 ~ そんなバカな!? ~

2016年05月10日 | 音楽講座

アインシュタインといえば、
ほとんどの人が名前ぐらいは聞いたことがあるでしょう。
 


長い白髪にヒゲ、という、典型的なは「博士」のイメージですが、
実は、「博士」のイメージがこの人を元にしているのだと思います。
 
それくらいの大物理学者で、
 
「相対性理論」
 
という画期的な物理学の理論を考えた人です。


 
私は、バリバリ文系なので、数式などの細かいことはよくわかりませんが、
とにかく、カッコいい、ってことです。


 
何がカッコイイかというと、発想がカッコイイ。
 


人が「そんなバカな!」っていうことを考えつく。


 
音楽でも絵でも物理学でも数学でも、
それをやっちゃた人はカッコいい。
 
 
「問題はそれを作り出したのと同じレベルでは解決できない」
 
というのは、私の好きなアインシュタインの言葉ですが、
まさにレベルを一段超えたところからの発想をした人です
 
 
人の動いている速さやいる場所によって、時間の進み方が違います。

これは、今の人でも、なかなか受け入れにくいことでしょう。
 
 
常識を超えた発想。
 
音楽にしても、エネルギー問題にしても、政治にしても、経済にしても、
今それが、最も求められる時代になっています。
 
 
そんなアインシュタインの趣味はバイオリンで、
特にモーツァルトがお気に入りだったそうです。
 
「ベートーベンは一人の天才が作り上げた曲だが、
 モーツァルトの曲は、宇宙のどこかにあるものを、そのまま、とってきたように思える」

というようなアインシュタインの言葉があります。
 


モーツァルトを演奏したことのある人なら納得できると思うのですが、どうでしょう?

単純なスケールやアルペジオが積み木のように組み上げられ、
それなのに、限りなくポップで、深く、エネルギーにあふれる曲になっている。
 


これも、まさに常人の発想ではないですよね。


(音楽とアインシュタイン その2へ続く)



 

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