「音楽と幽霊」というテーマで、
リバーブの話をしてきましたが、
何が言いたいかといえば、
「存在のリバーブ」
それが幽霊です。
「相対性理論」によれば、
人間とはエネルギーのカタマリです。
「般若心経」によれば、
思考もまたエネルギーでした。
そんな人間が突然、例えば事故などで、
命が途絶えてしまうとき、
思考のエネルギー、
思念とでもいうものが
残るものだと思うのです。
(SFでは『残留思念』と言う場合も)
強い思いがあれば、
ロング・リバーブとなり、
心残りが少ないと
ショート・リバーブとなります。
どんな強い想いも
やがて消えてしまいます。
落ち武者の幽霊は出ても、
原始人の幽霊は出ないでしょう。
幽霊が出ても、
「ああ、存在のリバーブだな」
と思えば、怖くないでしょう(でもないか)。
※写真は、Macの音楽制作ソフトLogicのリバーブ・プログラム。
部屋の形状(Room Shape )や部屋の広さ(Room Size)、
リバーブの長さ(Reverb Time)など細かく調整できる。
ここでは、7角形で20mのサイズの部屋で約3秒のリバーブタイム。
(「音楽と幽霊」終わり)
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