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ジャイアンツファン、優美な打撃練習に酔いしれた宮崎キャンプ。

2014-03-24 23:58:16 | 2014年シーズン

23日に行われたファイターズとの試合でオープン戦の全日程が終了した。
いよいよ2014年のペナントレースが始まる。

今シーズンの春のキャンプは松井が臨時コーチで参加していたおかげで見ごたえのあるシーンが盛りだくさん、G+のキャンプ中継も例年以上に楽しめた。とりわけ宮崎での第一次キャンプは見どころ満載。若手選手にアドバイスをおくる松井の姿が画面に映るたびに一体何を話しているのかが気になって仕方がない始末。大田、辻などへの助言はその後の彼らへのインタビューや松井自身がそれについて聞かれたインタビューで大まかには語られたが、選手と松井の会話の中にマイクを入れて直接話しを聞いてみたいという思いは、中継を見入っていたファンならば誰しもが駆られた衝動に違いない。

いくら松井にアドバイスをもらったからといって突然打てるようになるほど甘くはないことくらい重々承知の上で、どうか少しでも響いてくれよと松井からアドバイスを受けている大田泰示に手を合わせて願いをかけるジャイアンツファン。これをきっかけにしなかったら何をきっかけにするのだとテレビ画面に向かって念を送り続ける。「頼むぞ大田!」 という願望は、もはや「頼むぞ松井!」 という神頼みに変貌してしまった。すがるような思いで松井に手を合わせる。6年目大田泰示への期待はまだまだ終わらないジャイアンツファン。

松井が臨時コーチに就任したことを知り、始まる前からヨシノブとの絡みに思いを馳せ、いつもよりかなり興奮気味に迎えることとなった2014年の宮崎キャンプ。2月2日(日) キャンプ初日の中継から早くも嬉しい映像が届いた。
フリー打撃の時間、バッティングゲージの中にはカメラから向かって左側のゲージに今季新加入の井端が、右側のゲージに坂本が快音を響かせている。そしてその後の ”原タワー” には何と松井、ヨシノブ、原監督が並んで座っているのだ。笑顔で談笑する三人。横一列にくっついて座っているので何ともファンには堪らない。
右端の原監督が話を向け、松井は終始笑顔。ヨシノブもうれしそうだ。見ているこっちも負けないくらいうれしい。何を話しているのか気になると中継のアナウンサーと解説者がしきりに口を揃えていたが、そのとおりだ。キャンプ初日というころもあるだろうし、談笑風景から察するにさほど内容の濃い話しをしていた訳ではなさそうだったが、初日から何ともうれしいサプライズ。途中から取材に来ていた元木大介も加わって、いつかこの三人がまた同じベンチで顔を合わせることもあるだろうかと想像が膨らむ。

キャンプ初日から亀井、坂本と連日バッティングピッチャーを務めた松井。
3日目には室内練習場でヨシノブ相手に131球の熱投。
「好きなだけ投げるよ」 と松井。
「どっちかが倒れるまでねすね」 とヨシノブ。
穏やかな表情で淡々と投げる松井の球を淡々と打ち返すヨシノブ。
常々、二人のお互いに関する発言を耳にするにつけ、なんとも独特で微妙な距離感が見聞きしていて心地よい。
そんな関係性を想像しながら眺める、なんとも優美なバッティング練習。
心温まる、穏やかなバッティング練習。
見ていて顔がほころぶバッティング練習。
バッティング練習を見ていてこんな気持ち、笑ってしまう。
松井のエールが、今後のヨシノブの残りの現役生活に活かされることを信じてやまない大のジャイアンツファン。

第2クールの4日目に行われた松井のフリー打撃にはほとんどのジャイアンツ選手がゲージの後ろに集まり、松井の一振り一振りに沸いた。
もちろんそこにはヨシノブの姿もあり、うれしそうに見守る表情がとても印象的だった。
それにしても21本中5本の柵越えは大したもの。この日のために密かに練習をしていたという記事を目にした。本人がとばしたジョークのように、その場で契約書にサインをしてもう1年代打の切り札としてやって欲しいくらいのパワースイングだった。

久しぶりに松井秀喜がジャイアンツの輪の中に戻り、緊張した若手選手らの顔や、年齢の近いベテラン選手らのうれしそうな顔をテレビ画面のこちら側から眺めるにつけ、どんなカタチでもいいからこの松井効果が選手らの今シーズンに活かされることを願う、大のプロ野球ファン。



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