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橋本到、レギュラー奪取への強い気持ちはプロの証。

2014-03-26 23:24:46 | 2014年シーズン

23日でオープン戦が終了、28日の開幕戦を前に一軍の登録メンバーが発表された。

移籍組は大竹寛、井端弘和、片岡治大ともに登録。
ルーキーの小林誠司もしっかり入った。
注目の外野の一角争いは、どうやらセンター・橋本到が勝ち取った模様。
その橋本と同じく、オープン戦でしっかり結果を残した藤村大介も厳しい内野手枠の中で残った。

一軍スタートどころか開幕のスターティングメンバーにも名を連ねそうな橋本。
間違いなく実力で勝ち取ったレギュラーポジションといえよう。
オープン戦17試合に出場して38打数13安打、打率342という活躍。
常時出ていた選手の中では長野に次ぐ高打率だった。
キャンプでのインタビューでも絶対に1軍に残ると公言していたし、
レギュラーを獲るつもりで望むという決意も、若手選手の中では群を抜いた闘争心といえる。
レギュラーを獲ると言い切れる心の強さこそが、橋本到の最大の強みかもしれない。

芯の強さが窺える発言は入団当初からたびたびあった。
同級生でその年のドラ1だった大田泰示のことは相当意識していたようで、
ルーキーイヤーのときから絶対負けたくないと既に口に出していて、
このブログでも取り上げたのをよく憶えている。
もうファームはいいといったニュアンスのこともはっきりと口にする度胸も、
ここ数年のファームでの実績が更なる自信になっているからこそ。
裏打ちされる実績ありきのビックマウスは最近の若手選手の中にあって本当に頼もしい。


歳の近いその橋本到の活躍に引っ張られたか、あるいは片岡、井端の加入に刺激されたか、今季の藤村大介はいい。
オープン戦の成績も、打数こそ橋本の半分くらいだが、
同じく17試合に出場して21打数10安打、打率476、こんなに打つ藤村、初めて見た。
橋本と違い、あまり闘志を表に出すタイプではないような印象の藤村。
昨シーズン、歳の近い同郷の立岡宗一郎が活躍した場面などでも自分のことのようにうれしそうな表情を見せる。
彼の性格の穏やかさというか温和な感じはよく映像で目にする。
藤村、いい奴なんだろうなあと、勝手に想像して無条件に応援したくなる。
オープン戦すべてのヒットを見たわけではないが、放ったヒットのうち、
テレビ中継で目にしたヒットはほとんど力強いスイングで強い当たりのものばかりだった。
とくに記憶に残ったのが21日のベイスターズとの一戦で放ったツーベースヒット。
後半から出場の7回の打席でピッチャー平田から放った打球は左フェンス直撃のタイムリーツーベース。
外のストレートにきっちり踏み込んで、押し込むような力強いスイングだった。
翌々日のファイターズとのオープン戦最終試合にも後半から出場。
8回にまわってきた打席できっちりセンター前ヒットを放ち、これも強い当たりだった。

オープン戦のすべての試合を終えた原監督は、橋本に対し 「いいカタチでシーズンに入れる」 。
また藤村には、内容が非常に良いと打撃の成長を称える一方で、
外野、三塁、遊撃と守りでの幅が広がったことに期待感を込めた。
昨シーズン後半から攻守に頭角を現してきた橋本。
2011年、盗塁王に輝いたとき以上に存在感を示したい藤村。
原監督は松本哲也の存在も常に口にする。
期待が大きい分、先陣を切って常にチャンスを与えられる大田泰示は2軍スタートとなった。
大田泰示への期待、希望、願望は、彼がジャイアンツに存在する限りなくすことはない私はジャイアンツファン。



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