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虎アレルギーを払拭する手だてを探る。

2013-05-08 23:55:49 | 2013年シーズン

虎アレルギーが定着する前に、何か手だてはないか探ってみる。

スポーツはどんな競技にかかわらず精神面が大きく影響することはいうまでもない。
今季のタイガースは金本が抜けたことで大きな支柱を失ったように見えるが、
見方によっては、大きな支柱が抜けたことで風の通りがよくなったようにも見える。
チームにとってあまりにも強く大きな支柱であったがために周りへの影響力は強かったろう。
そんな支柱が抜け、新たに加わったのは西岡、福留というフットワークの軽い支柱。
とくに西岡はトップバッターという常にチームの先頭に立つ先導役。
若さもあるから周りとも同調しやすい。
すでに大和などは 「西岡と福留の存在が自分に大きな影響をもたらしてくれた」 と好い影響が及んでいることを口にしている。

好い影響が及んでいるのは新井貴にも言えることだ。
多くの解説者が口をそろえるように、今季の新井貴はリキみが抜けていて、
昨年までとは違いバッターボックスの中での表情に穏やかさがある。
そんなリキミのなさが好い結果に繫がっている。
チームの質が替わったことで、新井貴は精神的に軽くなったように見える。

一方ジャイアンツは、その少し軽くなったタイガースの一体感に戸惑ったまま戦っているように見える。
これまでとは違った一体感で挑んでくるタイガースにここまでやや圧倒されている。
タイガースのムードメーカーとなっている西岡の発案で、ホームランなど得点の入ったシーンなど、
そのバッターをベンチ前で向かえる際のパフォーマンスはチームの士気を高めるのに一役買っている。
昨年までのジャイアンツであればラミレスがムードメーカーとして常にベンチを盛り上げていた。
ラミレスがチームを去った今季、その代役は今のところ見当たらない。

チームの支柱が阿部であることは間違いないだろうが、
キャッチャーで4番、キャプテンという重責を考えれば、やはり違った立場のムードメーカーが欲しい。
そうなるとスタメンでは長野だろうが、調子がイマイチのせいか元気のなさが先に目立ってしまう。
坂本も決してそういうタイプではない。
とすると、立場的に適任なのは本来、村田であろう。
彼も性格的には大はしゃぎするタイプではないだろうが、横浜では4番を打っていた実績もあるし、
長野の大学の先輩でもあるし、アニキ肌でもある。
そう無理やり結び付けてみるのだが、どうだろうか。
成績も上下が激しいし、現在もやや復調の中にいる。
となると、やはりここは生え抜きの中堅選手に白羽の矢が立つ。
うってつけなのが矢野、亀井。
イメージ的には矢野が申し分ない。
彼が常時スタメンでチームを引っ張る一翼になれば文句なしの適任である。
ただ常時スタメンでないところが若干引っかかる。

たいして信憑性もなければ、まったく画期的でもない、
なんの根拠すらない提案をぐだぐだと綴ってみるのだが、
ローテーションを変えてみるというのがいちばん手っ取り早いだろう。
現在の対タイガース先発ローテの宮國、杉内、澤村を、内海、菅野、ホールトンへ替える。
とくに内海と菅野は雰囲気を替えるのに充分な力がある。
ちょうど交流戦が始まるので組み替えるにはいいタイミングではないか。

力負けというよりも、なんとなく雰囲気負けの感が否めず、
ちょっと無駄な提案をしてみた。


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