ブログ、巨人軍。

頑張れ、ジャイアンツ!
頑張れ、日本のプロ野球!

平野の超美技セーフティーを封じたクルーンのビックプレイ。

2010-07-13 23:55:55 | 2010年シーズン
是が非でも1つはとりたい、そう思っていただけに東野の試合で勝てたのは大きい。

3連敗だけは免れたいタイガースとの首位攻防戦。
強いタイガースに、投打とも下降気味のジャイアンツ。
今季のタイガースとの力関係、現在のチーム状態を考えたなら、この3連戦で首位がひっくり返る可能性はかなり高いとよんでいる。
そんな中で3連敗だけは絶対に避けたい。3つ落とすと首位陥落どころかゲーム差が2.5と開く。まだ7月とはいえ今のチーム状況を考えるとここでの首位交代で一気に2.5ゲーム差は流れ的によくない。

だが1つでもとれれば首位が入れ替わっても差は0.5。1日で立場は変わる。
だからどうしても1試合はとりたい。
今、唯一、互角に勝負できそうな東野。そういった意味では今日は落としたくなかった試合だったろう。

途中からの観戦だったが、総力戦のいい闘いだった。
きっちりと打線の力で得点したタイガースに対して、ジャイアンツはエラーがらみによる得点。流れが常にどっちつかずだったことを考えればラッキーな展開だったかもしれない。

現在の打撃の好不調が試合の要所でゲームの展開にアクセントをもたらしていた。
ジャイアンツで言えば坂本、ラミレスはやや流れを止め気味な結果となり、ヨシノブの2本のヒットは流石の存在感だった。そして打撃上向きの長野が3安打、最後も値千金の働きといえよう。

今季初の2イニングを投げたクルーン。
鳥谷に打たれたバックスクリーンは鳥谷の集中力、勝負強さを褒めるべきである。ジャイアンツの場合、クルーンが打たれたなら仕方がない。タイガースの藤川球児然りである。

それよりも、鳥谷ホームランの後の平野のセーフティーバントである。
見事なバントだった。見事な技術。
あそこでキメられていたら、もしやの展開もあったかもしれない。
あのタイミング。あの場所にあの打球。
クルーンがもっともやってしまいそうな展開。
それをよくあのグランドコンディションとあの体勢であんなにいい球を投げたものだ。
平野があそこに打球を落とした瞬間、ヤラれた!と天を仰いだ。
あれはクルーンの今季1の大ファインプレーだ。
ホームランを打たれてもカッカせず、冷静でいられたからこそのあの反応だったろう。
ドロだらけになった後も落ち着いていた。

最後、1点差に迫られるホームランを浴びたとはいえ、2イニング投げてあのバント処理。
クルーンが長野と並ぶ今日のヒーローである事は言うまでもない。



コメントを投稿