ＷＢＣ、屈強な韓国に打ち勝て！

日本は、キューバに勝った。
韓国も、メキシコに勝った。
決勝ラウンドに進むためには、日韓共に次の戦いは大一番になる。
日韓第３ラウンド。

キューバとの試合は、松坂の力投が光った。
松阪の出来が、そのあとを投げた岩隈らのピッチングにも良い影響を与えたように見えた。
打つほうは、先日、執筆人が危惧していた岩村、小笠原が２安打づつ。川崎は９回の代打だったが、点に結びつくきっかけのヒットを放った。内川もスタメンでタイムリーを放ったし、中島が風邪？で欠場の穴を埋めた同僚の片岡がいい仕事をしたようだ。
村田も犠牲フライにタイムリーと４番の仕事をしっかり果たした。イチローがコメントしたように、これで１番バッターが良かったらホントに最良の勝ち試合だったろうが、まあイチローはイチローにまかせるしかないから、奮起するでしょう。

投打のバランスが良かったこの試合。こういう試合はジャパンの勝ち試合だ。とにかく点数を重ねてピッチャーがそれ以下で抑える。当たり前だが「点数を重ねる」というところが重要だ。とにかく打ち勝てば、ピッチャーはさほど点を取られずにゲームをつくれるはずである。
やはり短打が多くなるから、今回のキューバ戦のように内野安打や相手のミスを誘うような粘り強さは絶対不可欠だ。韓国戦は粘り、揺さぶり、センター中心にピストル打線で連打を期待したい。

韓国はキム・テギュンを筆頭に長打がよく出る。打線の破壊力はプエルトリコやべネゼエラに引けを取らない見栄えだ。やはり、韓国は強い。投打ともに「屈強」である。リードしていても、点差が僅かだと一気にひっくり返される。
とにかく打ち負けないように、打ち勝つことが、ゲームの勝ちに繋がる。