Question 7: 英語はけっこう得意なんですが、話せません。どうしたら話せるようになりますか?(20歳、Gさん。外語大男子学生)(…のつもり))
Answer:
Naoki:得意ってことは、試験ではいい成績を取ることができるってことですね。文法とかも結構わかってる…。
Gさん:はい。文法の授業とか、作文の授業ではけっこういい成績取ってますし、TOEICでも650点くらいは取ってます。でも、実際の会話となると、頭が真っ白になっちゃうんですよね〜。
Naoki:なるほどね。ちょっと質問していいですか?話せません、どうしたら話せるようになりますか、という質問ですが、何を話せなくて、何を話せるようになりたいんです?
Gさん:え?いや、外国の先生が話かけてきた時とか、たまたま外国の人と一緒になった時とかに、頭が真っ白になって何を言っていいかわからなくなるってことで、何を話せないのか、って言われても〜?
Naoki:じゃあ、例えば、誰かあまり知らない人、でも、知人とたまたまエレベータで二人きりになったとしましょうか。その時の雰囲気、想像できますよね。シラ〜とした感じで、沈黙が続く。何を話せばいいのかわからない。これは質問で言っていることと、同じでしょ?これは日本語の問題です〜?違いますよね〜。要は話す内容がないわけでしょ。だから、話せない。じゃ、仮に相手が先に話かけてきたとする。「いい天気はいいですけど、暑いですね〜」「はい、ですね〜。暑いですね〜」(沈黙)「毎日お忙しいんですか?」「ええ、結構。」(沈黙)「お帰りはいつもこれくらいですか?」「ええ、だいたいそうですね」(沈黙)「じゃ!」「あ、どうも。」その後、あなたは思います。「何かいやな間だったよな〜。何を話していいかわかんないし〜」てね。どうです?話せなかったのは、日本語のせい?
Gさん:そりゃあ、違いますよ。ただ話すことがなかったからですよね。話すことされ見つかれば、もっと話してましたよ。でも…
Naoki:そこなんです!まず話すことがなければ、言葉を使う必要はないし、話すことはない。そして、使わないものはいつまでたっても、うまくなるわけがない。
Gさん:じゃあ、どうすればいいんですか?何かを無理やり話せっていうんですか?
Naoki:言葉はコミュニケーションの道具で、そして、双方向ですよね。つまり、一方的じゃない。自分からも相手に話かけなければ成立しないし、また、自分に伝える情報がなければ、つまり、聞いてばかりだと会話にならない。
Gさん:だから、どうすればいいんですか?
Naoki:はい。まず相手に興味を持つ。少なくとも相手に興味を持っているように振る舞い、相手のことを聞いてあげること。あ、なんか、彼女とうまくいく方法に似てるかも?つまり、質問の作り方をしっかり理解して、相手にうまく質問して聞いてあげること。日本語では気持ちの問題ですけど、英語の場合は、そのための文法、構造をしっかり理解しないとだめですね。次に自分が相手に伝えたい内容、情報を持つこと。突然の会話なら、それを必死で探すことが大事です。いいです、ここまで?
Gさん:つまり〜、話す相手に興味を持ち、質問をすることで会話を広げる。でも質問するばかりでなく、自分からも相手に何か(情報など)を言う。こんな感じですか?
Naoki:そうですね。でも、英語で話している時は、逆に相手からいろいろ聞かれて内容がわからず頭が真っ白になって、結局何の話だったかさっぱりわからなかったってこと、ありますよね?僕も昔はよくありましたね〜そんなこと。で、すっごっく落ち込んで、「あぁ、俺はもうダメだ〜、英語できな〜い!」って、しばらく立ち直れなかったこと…。あぁ、忘れたい。トラウマだ〜!だからね、皆さんにはそんな思いを出来るだけしてほしくないわけです。そこで!
Gさん:そこで?
Naoki:会話をする時は、まず自分でトピックを前もって設定して、その内容を英語で言う練習を十分しておく。できれば、一人ロールプレイもいいですよね。そして英語を話す機会があれば、Hi, hello! How’re you? って始めたら、相手が何かを言う前に、すぐに自分からネタを振る。どうやって?簡単です。相手に「ね〜、何々って知ってる?」って切り出すのです。つまり、前振りですね。相手が「知らない、どういうの?」って言ったら、思うつぼ。覚えた文章を言えばいいんです。どうです、簡単でしょ?
Gさん:でも、相手が振った内容を知っていて、どんどん話してきて、僕がその英語をさっぱりわからなかったらどうするんですか?超恥ずかしいですよね〜。
Naoki:いいんです、その時は、Oh, really? とか、Is that so? とか言って、わかった振りをしていれば。あと、相手がジョークを言ったなって思ったら、一緒に笑っておきましょう!もし相手があなたの知らない話をしてきたらどうします?さっぱりわからないままでしょ。要は、「相手の土俵で会話をするな!自分の土俵で会話をしろ!」ってことなんです。目標は英語の会話力を伸ばす事でしょ。その場で会話が成り立った、話せたという体験が貴重なのです。そして、それは必ず次に繋がります。このやり方をいつも頭に置いて、英語での会話に臨んでください。自分の気づかないうちに、会話力、ぐっと伸びますよ。そしたら「英語が話せない」なんていうのが、そのうち、あれは何だったんだろう、と思える日が必ず来ます。これは僕の体験からの話なので、間違いないです!「周到な準備と勇気」、これさえあれば必ず英語は話せるようになります。頑張ってください!いつも応援してま〜す! (End of Story) Nao
Answer:
Naoki:得意ってことは、試験ではいい成績を取ることができるってことですね。文法とかも結構わかってる…。
Gさん:はい。文法の授業とか、作文の授業ではけっこういい成績取ってますし、TOEICでも650点くらいは取ってます。でも、実際の会話となると、頭が真っ白になっちゃうんですよね〜。
Naoki:なるほどね。ちょっと質問していいですか?話せません、どうしたら話せるようになりますか、という質問ですが、何を話せなくて、何を話せるようになりたいんです?
Gさん:え?いや、外国の先生が話かけてきた時とか、たまたま外国の人と一緒になった時とかに、頭が真っ白になって何を言っていいかわからなくなるってことで、何を話せないのか、って言われても〜?
Naoki:じゃあ、例えば、誰かあまり知らない人、でも、知人とたまたまエレベータで二人きりになったとしましょうか。その時の雰囲気、想像できますよね。シラ〜とした感じで、沈黙が続く。何を話せばいいのかわからない。これは質問で言っていることと、同じでしょ?これは日本語の問題です〜?違いますよね〜。要は話す内容がないわけでしょ。だから、話せない。じゃ、仮に相手が先に話かけてきたとする。「いい天気はいいですけど、暑いですね〜」「はい、ですね〜。暑いですね〜」(沈黙)「毎日お忙しいんですか?」「ええ、結構。」(沈黙)「お帰りはいつもこれくらいですか?」「ええ、だいたいそうですね」(沈黙)「じゃ!」「あ、どうも。」その後、あなたは思います。「何かいやな間だったよな〜。何を話していいかわかんないし〜」てね。どうです?話せなかったのは、日本語のせい?
Gさん:そりゃあ、違いますよ。ただ話すことがなかったからですよね。話すことされ見つかれば、もっと話してましたよ。でも…
Naoki:そこなんです!まず話すことがなければ、言葉を使う必要はないし、話すことはない。そして、使わないものはいつまでたっても、うまくなるわけがない。
Gさん:じゃあ、どうすればいいんですか?何かを無理やり話せっていうんですか?
Naoki:言葉はコミュニケーションの道具で、そして、双方向ですよね。つまり、一方的じゃない。自分からも相手に話かけなければ成立しないし、また、自分に伝える情報がなければ、つまり、聞いてばかりだと会話にならない。
Gさん:だから、どうすればいいんですか?
Naoki:はい。まず相手に興味を持つ。少なくとも相手に興味を持っているように振る舞い、相手のことを聞いてあげること。あ、なんか、彼女とうまくいく方法に似てるかも?つまり、質問の作り方をしっかり理解して、相手にうまく質問して聞いてあげること。日本語では気持ちの問題ですけど、英語の場合は、そのための文法、構造をしっかり理解しないとだめですね。次に自分が相手に伝えたい内容、情報を持つこと。突然の会話なら、それを必死で探すことが大事です。いいです、ここまで?
Gさん:つまり〜、話す相手に興味を持ち、質問をすることで会話を広げる。でも質問するばかりでなく、自分からも相手に何か(情報など)を言う。こんな感じですか?
Naoki:そうですね。でも、英語で話している時は、逆に相手からいろいろ聞かれて内容がわからず頭が真っ白になって、結局何の話だったかさっぱりわからなかったってこと、ありますよね?僕も昔はよくありましたね〜そんなこと。で、すっごっく落ち込んで、「あぁ、俺はもうダメだ〜、英語できな〜い!」って、しばらく立ち直れなかったこと…。あぁ、忘れたい。トラウマだ〜!だからね、皆さんにはそんな思いを出来るだけしてほしくないわけです。そこで!
Gさん:そこで?
Naoki:会話をする時は、まず自分でトピックを前もって設定して、その内容を英語で言う練習を十分しておく。できれば、一人ロールプレイもいいですよね。そして英語を話す機会があれば、Hi, hello! How’re you? って始めたら、相手が何かを言う前に、すぐに自分からネタを振る。どうやって?簡単です。相手に「ね〜、何々って知ってる?」って切り出すのです。つまり、前振りですね。相手が「知らない、どういうの?」って言ったら、思うつぼ。覚えた文章を言えばいいんです。どうです、簡単でしょ?
Gさん:でも、相手が振った内容を知っていて、どんどん話してきて、僕がその英語をさっぱりわからなかったらどうするんですか?超恥ずかしいですよね〜。
Naoki:いいんです、その時は、Oh, really? とか、Is that so? とか言って、わかった振りをしていれば。あと、相手がジョークを言ったなって思ったら、一緒に笑っておきましょう!もし相手があなたの知らない話をしてきたらどうします?さっぱりわからないままでしょ。要は、「相手の土俵で会話をするな!自分の土俵で会話をしろ!」ってことなんです。目標は英語の会話力を伸ばす事でしょ。その場で会話が成り立った、話せたという体験が貴重なのです。そして、それは必ず次に繋がります。このやり方をいつも頭に置いて、英語での会話に臨んでください。自分の気づかないうちに、会話力、ぐっと伸びますよ。そしたら「英語が話せない」なんていうのが、そのうち、あれは何だったんだろう、と思える日が必ず来ます。これは僕の体験からの話なので、間違いないです!「周到な準備と勇気」、これさえあれば必ず英語は話せるようになります。頑張ってください!いつも応援してま〜す! (End of Story) Nao