Email 5) Copyの使い方について
最近の通信手段と言えば、やっぱりEmailですよね〜。もちろんLineやWhatsAppなどのアプリも個人の連絡には欠かせないですけど、仕事関係や長いメールとなれば、やっぱりEmailを使いますよね。僕も仕事は全てEmailで行っています。これまでにEmailの書き方に係わる記事を幾つか書いてきましたが、今回は、自分が送るメールに他の関係者を入れることを送信する相手に伝える際に使う表現についてです。これは僕自身も最初は「ん?何て書こ?」って思ったものです(いや、ん〜今もなんかはっきりしないところがあるかな)。そこで、今回、それをはっきりする!ために文章にすることにしました。
メールをする際には、送信相手のメルアドを入れて、他の人にもそのメール内容を知ってもらいたい時にはCC:欄にその人(たち)のメルアドを入れることは皆さんご存じですよね。あ、あと、BCC:欄もありますね(送信する人にその人に送ったことを知らせたくない時に使いますね)。CCは、皆さんもご存じと思いますが、Carbon Copyの略ですね。カーボンコピー?そう、昔は手書き文書のコピー(複写版)を作るときには、黒い、薄いカーボン用紙を、書く紙とコピー用の紙の間に挟むんでしたよね。ちょっと強めで書かないと下の紙にうまくコピーできなかったことを覚えています。あ、覚えているというと、あのカーボン用紙で手が真っ黒になり困ったこともありましたよね〜。これはカーボン用紙、あるある!ですね、きっと(笑)。しかし、現代はそんなものは必要なし!全てはデジタルで作成ですからね。しかし、その時の名残が今もEmailの世界で残っている…それがCCという表記です。
自分が送ろうとするメールを他の人にも送る際に使うこのCC:欄のCCという言葉、動詞としても使うことができます。なので、僕はよくこのCCという動詞を、他の人にも送ったことを送信する相手に伝える時に使います。簡単なのでね。以下がその一例です。
I have cced this message to Yukiko as she is responsible for dealing with the issue in question.
(このメッセージをYukikoさんにも送りますね。彼女がこの(問題の)一件を担当することになるので。)
僕がこのCCを使う一方、海外からのメールには、「copy+人(コピーメッセージを送る人)+in(inがない場合もあります)+on (this email/message)」という表現が使われています。以下がその一例です。
I have copied Mary in on this email as she needs to understand the situation.
(このEメールをメアリーにも送っておきますね。彼女もこの状況を知っておく必要があるので。)
という文章になるのですが…何かわかりにくくありません?copyは、「〜をコピーする」って意味の動詞ですよね。ならば、copyの後にはコピーされる物が来なければいけないって感覚的にすぐ思いますよね。なので、上の文では、Maryさんをコピーするって意味に思える。「う〜ん、これは近代科学の話で、Maryさんのクローンを作る話なのだ!」と思えば腑に落ちるのですが(笑)、ではない!ではそのcopyって動詞をどう考えればいいのか?
その答えは…copyをaddって単語に言い換えればいいのです。つまり、「〜(誰々)をこのメール(の送信先)に(on)加える(copy)」って思えば、腑に落ちますよね。Emailの世界では、copyって動詞はaddって意味なのだ、と理解すれば、すぐにcopyって動詞を使えますよね。あと「このメールに」の「この」には、in ではなくてonを使うことをお忘れなく!ここも感覚的に間違うところです。以下はLongman現代英英辞書(ウェブより引用)の説明です。
copy somebody in (phrasal verb)(*句動詞)
to send someone a copy of an email message you are sending to someone else
(あなたが別の誰かに送信するEメールメッセージのコピーを誰かに送信すること)
(以下例文)
Can you copy me in on the memo you’re sending to Chris?
(君がクリスに送るメモに僕も(送信先として)入れておいてくれるかい?=君がクリスに送るメモを僕にも送ってくれるかい?)
では再度、copyをaddと同じ意味で使っていると理解した上で、前述の英文を見てください。
I have copied Mary in on this email as she needs to understand the situation.
((このEメールにメアリーも(送信先として)加えておきますね→)このEメールをメアリーにも送っておきますね。彼女もこの状況を知っておく必要があるので。)
となりますね。でも、[copy+人(コピーを送る人)+in+on]って、結構ややこしいですよね〜(苦笑)。なので、その中のinとonを取って、別の文脈では以下のような言い方でもオッケーです。
Can you copy me and Yukiko when you send a message to Jim?
(君がジムにメッセージを送る時に、僕とゆきこさんも(送信先に)入れておいてくれるかい。)
ただし、この言い方は、自分や誰かを送信するメールに入れておいてほしいっていう場合には使えますが、送信する相手に、誰かにもこのメールを送っておいたからね、っていう時には、やっぱり[copy+人(コピーを送る人)+in+on]って形になりますね。
I have copied Naoki and Yukiko in on this message.
(なおきさんとゆきこさんにもこのメールを送りました。)
最後に、前にもちょっと触れましたが、inは省略してもいいみたいですよ。そのような文章もありましたので。つまり、以下もオッケーということです。でも、onはお忘れなく。inではないですよ!
I have copied Naoki and Yukiko on this message.
(なおきさんとゆきこさんにもこのメールを送りました。)
ということで、今回はEメールで送信者以外の人にも同じメールを送った(送る)ということを伝える時に使う、[copy+人(コピーを送る人)+in+on]という言い方についての話でした。あ、もちろん、「そんな言い方面倒くさい〜!」という皆さんは、ccを動詞として使ってもいいので、念のため…。では今回はこのへんで!
I will pick up some expressions that are used often in the email again next time. In the meantime, have a good one,guys! Nao
最近の通信手段と言えば、やっぱりEmailですよね〜。もちろんLineやWhatsAppなどのアプリも個人の連絡には欠かせないですけど、仕事関係や長いメールとなれば、やっぱりEmailを使いますよね。僕も仕事は全てEmailで行っています。これまでにEmailの書き方に係わる記事を幾つか書いてきましたが、今回は、自分が送るメールに他の関係者を入れることを送信する相手に伝える際に使う表現についてです。これは僕自身も最初は「ん?何て書こ?」って思ったものです(いや、ん〜今もなんかはっきりしないところがあるかな)。そこで、今回、それをはっきりする!ために文章にすることにしました。
メールをする際には、送信相手のメルアドを入れて、他の人にもそのメール内容を知ってもらいたい時にはCC:欄にその人(たち)のメルアドを入れることは皆さんご存じですよね。あ、あと、BCC:欄もありますね(送信する人にその人に送ったことを知らせたくない時に使いますね)。CCは、皆さんもご存じと思いますが、Carbon Copyの略ですね。カーボンコピー?そう、昔は手書き文書のコピー(複写版)を作るときには、黒い、薄いカーボン用紙を、書く紙とコピー用の紙の間に挟むんでしたよね。ちょっと強めで書かないと下の紙にうまくコピーできなかったことを覚えています。あ、覚えているというと、あのカーボン用紙で手が真っ黒になり困ったこともありましたよね〜。これはカーボン用紙、あるある!ですね、きっと(笑)。しかし、現代はそんなものは必要なし!全てはデジタルで作成ですからね。しかし、その時の名残が今もEmailの世界で残っている…それがCCという表記です。
自分が送ろうとするメールを他の人にも送る際に使うこのCC:欄のCCという言葉、動詞としても使うことができます。なので、僕はよくこのCCという動詞を、他の人にも送ったことを送信する相手に伝える時に使います。簡単なのでね。以下がその一例です。
I have cced this message to Yukiko as she is responsible for dealing with the issue in question.
(このメッセージをYukikoさんにも送りますね。彼女がこの(問題の)一件を担当することになるので。)
僕がこのCCを使う一方、海外からのメールには、「copy+人(コピーメッセージを送る人)+in(inがない場合もあります)+on (this email/message)」という表現が使われています。以下がその一例です。
I have copied Mary in on this email as she needs to understand the situation.
(このEメールをメアリーにも送っておきますね。彼女もこの状況を知っておく必要があるので。)
という文章になるのですが…何かわかりにくくありません?copyは、「〜をコピーする」って意味の動詞ですよね。ならば、copyの後にはコピーされる物が来なければいけないって感覚的にすぐ思いますよね。なので、上の文では、Maryさんをコピーするって意味に思える。「う〜ん、これは近代科学の話で、Maryさんのクローンを作る話なのだ!」と思えば腑に落ちるのですが(笑)、ではない!ではそのcopyって動詞をどう考えればいいのか?
その答えは…copyをaddって単語に言い換えればいいのです。つまり、「〜(誰々)をこのメール(の送信先)に(on)加える(copy)」って思えば、腑に落ちますよね。Emailの世界では、copyって動詞はaddって意味なのだ、と理解すれば、すぐにcopyって動詞を使えますよね。あと「このメールに」の「この」には、in ではなくてonを使うことをお忘れなく!ここも感覚的に間違うところです。以下はLongman現代英英辞書(ウェブより引用)の説明です。
copy somebody in (phrasal verb)(*句動詞)
to send someone a copy of an email message you are sending to someone else
(あなたが別の誰かに送信するEメールメッセージのコピーを誰かに送信すること)
(以下例文)
Can you copy me in on the memo you’re sending to Chris?
(君がクリスに送るメモに僕も(送信先として)入れておいてくれるかい?=君がクリスに送るメモを僕にも送ってくれるかい?)
では再度、copyをaddと同じ意味で使っていると理解した上で、前述の英文を見てください。
I have copied Mary in on this email as she needs to understand the situation.
((このEメールにメアリーも(送信先として)加えておきますね→)このEメールをメアリーにも送っておきますね。彼女もこの状況を知っておく必要があるので。)
となりますね。でも、[copy+人(コピーを送る人)+in+on]って、結構ややこしいですよね〜(苦笑)。なので、その中のinとonを取って、別の文脈では以下のような言い方でもオッケーです。
Can you copy me and Yukiko when you send a message to Jim?
(君がジムにメッセージを送る時に、僕とゆきこさんも(送信先に)入れておいてくれるかい。)
ただし、この言い方は、自分や誰かを送信するメールに入れておいてほしいっていう場合には使えますが、送信する相手に、誰かにもこのメールを送っておいたからね、っていう時には、やっぱり[copy+人(コピーを送る人)+in+on]って形になりますね。
I have copied Naoki and Yukiko in on this message.
(なおきさんとゆきこさんにもこのメールを送りました。)
最後に、前にもちょっと触れましたが、inは省略してもいいみたいですよ。そのような文章もありましたので。つまり、以下もオッケーということです。でも、onはお忘れなく。inではないですよ!
I have copied Naoki and Yukiko on this message.
(なおきさんとゆきこさんにもこのメールを送りました。)
ということで、今回はEメールで送信者以外の人にも同じメールを送った(送る)ということを伝える時に使う、[copy+人(コピーを送る人)+in+on]という言い方についての話でした。あ、もちろん、「そんな言い方面倒くさい〜!」という皆さんは、ccを動詞として使ってもいいので、念のため…。では今回はこのへんで!
I will pick up some expressions that are used often in the email again next time. In the meantime, have a good one,guys! Nao