青い空が大好きな゛bluesky531゛の徒然日記

日常の出来事を日記風に徒然なるままに書いています。

友人からのメール~学校に寄贈された丸型ポスト~

2014-11-18 06:51:37 | アート
■学校に寄贈された丸型ポスト



丸型ポストの愛好家の友人から、「学校に寄贈された丸型ポスト」についてメールをいただきました。

「撤去された後、再利用されることもなく、現役を引退し郵便局の方から幼稚園、小学校等へ寄贈され、学校内のオブジェとして余生を過ごす丸型ポストが若干ながらあります。」という内容でした。

友人から何度か現役で働いている丸型ポストについてメールをいただきましたが、撤去された丸型ポストが学校内のオブジェとして再利用されているとは知りませんでした。

早速、ネットで丸型ポストについて調べてみました。

「丸型ポストは郵便を受け付けるため、道路、店舗などに設置されている郵便ポストの一種で、円筒状の形態をしているところから、丸型ポストまたは丸ポストと呼ばれている。」

「丸型ポストの登場は、1901年に試験的に設置された「俵屋式ポスト」「中村子規ポスト」が最初で材質は鋳鉄。1912年に「丸型屁付ポスト」が登場し、丸型ポストとしての完成型が成立。1929年にはやや細身の航空郵便専用ポストが登場。1949年には「郵便差出箱1号(丸型)」が登場、これが丸型ポストとしての最終型。1970年に後継の「郵便差出箱1号(角型)」が登場し、丸型の生産・設置は終了した。」

とありました。

興味深かったのは、何故、「丸型ポスト」から「郵便差出箱1号(角型)」に変更されたのかということでした。

「箱型ポストは中に郵便物を貯める袋を吊るし、それを交換するだけで収集できるのに対し、丸型ポストは小さな取出し口から郵便物を手でかき出す手間がかかるためであった。」

とありました。

合理化により粛清された丸型ポストは、希少価値ゆえに保存され学校などに寄贈されたようでした。更に、町並みや寺社など景観を考えて丸型にして利用されているところもあり、幸せな人生を送っている丸型ポストもありました。

明日のブログは、友人からのメールで、「幸せばかりでない丸型ポスト」についてご紹介したいと思います。