過日、京都の古刹巡拝の折、宇治の茶どころに立ち寄り、茶に関する施設と茶舗を視察、見学して来
ました。宇治と言えば「平等院」、「興聖寺」、「三室戸寺」ですが、やはり茶どころでもあり、お茶に関す
る施設、茶舗は外せません。
いろいろな茶の施設から、今回は「上林記念館」と、「宇治茶資料室」などについて記録します。
< 宇治・上林記念館 / 左が店舗、右が記念館 >
宇治・上林記念館は、宇治市宇治橋通りにある茶の資料や製茶道具を公開している記念館で、茶問
屋の(有)上林春松本店が運営。上林家は創業が永禄年間で、現在の当主は第14代。
記念館は上林家の長屋門を修復し、昭和52年より展示場として公開しているものです。
< 三休庵・宇治茶資料室 / 1階が店舗、2階が資料室 >
三休庵・宇治茶資料室は、宇治市の平等院表参道にある宇治茶に関する資料室で、宇治茶専門店
の三星園上林三入本店が運営。
将軍家御用御茶師の上林三入本店に伝えられた歴史資料の保存と活用を目的として、宇治茶の歴
史や文化に関する資料などが紹介されています。
< (株)伊藤久右衛門 / 本店 >
(株)伊藤久右衛門は、宇治市宇治橋近くにある茶の製造販売会社で、江戸後期・天保3年の創業。
小生とは特別の関係はありませんが、時々講座で使用するお茶を取り寄せたり、食事に立ち寄った
りしている馴染みの店です(それだけに過ぎませんが・・・・・・・)。
「上林記念館」に「宇治茶資料室」どちらも行った事がないので是非行ってみたいです☆