旧東海道・「薩た峠」ウオーキングを楽しむ

旧東海道の静岡県興津から、薩た峠を経て由比宿をゴールとするウオーキングを楽しんで
きました。歩行距離約８Ｋｍ、歩行数１５千歩。
定年後に東京日本橋から京都三条まで東海道ウオーキングをした折、丁度初冠雪の翌日
に薩た峠越えをし、すっかり虜になったこのコースを以来時々訪れ、富士山の美しさに魅せ
られて来ました。今一つの楽しみは静岡海産物の魅力で、この日ゴール後に「桜えびのか
き揚げ丼と生しらす」を食し、加えて「桜えび」、「生しらす」、「黒はんぺん」の三点セットをた
っぷり仕込んで帰宅致しました。
２０年前に３年間静岡勤務を経験し、当時三点セットに取り付かれて以来、度々の静岡遠征
が続いています。尚、このコースはウオーキングの特選コースで、特に冬場がお奨めです。

　　　　　

　　　　　　　　　　　　
                   ＜　薩た峠　/　上下とも、薩た峠から富士山を望む　>
薩た峠は静岡市清水区にある峠で、東海道五十三次では興津宿と由比宿の間に位置。
古くは海岸線の厳しい場所を通過し、東海道の三大難所として語られて来ましたが、その後
現在の山側に迂回コースとして造られたのが薩た峠であります。
峠からの富士山と駿河湾の景色は絶景ですが、この日は奇跡的に天候回復したものの、雲
が切れず少しかかった状態が続きました。

　　　　　
　　　　　　＜　静岡市東海道広重美術館　/　美術館と由比本陣公園の入り口　＞
平成６年に東海道の宿場町「由比宿」本陣跡地である、由比本陣公園に開館した東海道広重
美術館は、江戸時代の浮世絵師・歌川広重（1797～1858）の名冠した最初の美術館。
風景版画の揃物の名品を中心に約1,400点を数える。