古寺巡礼日記

有名無名な古寺・名刹めぐりの貴重なる記録

京都・滋賀の古刹を参拝

2013-02-15 11:16:34 | 日記

今回は京都・滋賀の西国三十三観音霊場4ヶ寺へ行って来ました(2月13日)。
前夜、自宅付近でも積雪を記録したこの日、天候の回復もあり、滋賀県下の西国三十三観
音霊場を参拝予定で出掛けるも、①関ヶ原付近での吹雪、②竹生島・宝厳寺への渡船が強
風で欠航、③近江八幡・観音正寺が前日の積雪で閉山・・・などハプニング続きから、31番
札所・長命寺を参拝後、急きょ京都郊外の第20~22番札所へ変更を余儀なくされ、大遠征
の参拝となりました。
結果的には、変更後の地区は天候に恵まれ穏やかな気分を取戻し、充実の日を終えること
が出来ましたが、初志貫徹の辛さを味わった一日となりました。


     
     < 西国三十三観音霊場第22番札所・総持寺 / 山門から本堂を望む >
総持寺は、寛平2年(890)に中納言藤原山蔭(政朝)が創建した寺で、平安時代には東西
5丁、南北6丁にも及ぶ大寺院でありました。補陀洛山総持寺と言い、亀の創建伝説が伝わ
る山蔭流包丁式の寺で、料理信仰、包丁の寺として知られています。
現在、西国三十三観音霊場の事務局としての役務に当たっています。


     

             
       < 同上第31番札所・長命寺 / 上・境内  下・本堂と三重塔 >
長命寺は寺の歴史が古く、推古天皇27年(619)の創建で、開基は聖徳太子と伝わります。
湖岸から続く808段の長い石段は、寺名にあやかり健康長寿を願う石段として、古くから人
々の信仰を集めて来ました(車の場合は、境内近くまで上がられる)。
境内は重厚な建物群が美しい伽藍を構成し、この日は特に前日の雪が残り、素晴らしい光
景を覗かしていました。

          


     


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1 コメント

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あちらこちら (気ままにオーマ)
2013-02-18 19:34:28
本当にあちこち、出かけられて感心します。
常滑は何度も行きました。焼き物散歩道いいですよね。

寒い日のお寺巡り、芯から冷えそう。
先日来、ちょっぴり体調を崩し、沈んでいたオーマです。
どこへ出かけるにも、なにをするにも、ともかく健康第一。
やっと平常に戻ったオーマです。
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