固い握手No.４

時はあっという間に過ぎました。もう、帰る時間です。新幹線の改札まで見送りに来てくれました。わたくしは彼に、C国に行きまた再会することを約束しました。
T「独立がしたいなら物が出尽くしてる日本より、海外のほうがやりやすいぞ。限られるが、日本の商材の価値は高い。・・・ヨーロッパに行くことがあれば、行ってくれれば宿の手配ぐらいはできる。それと、一応貴族の末裔や大企業のヨーロッパ支部取締役とも知り合いだ(家が隣だった)。でも、あんま当てにするなよ」
私「コネに頼ることを前提にしたら成長がないからな。ニヤリ(というか当てに為所がわからんし)」
「では。」
じゃ、気をつけてと交わした握手は固かったです。それは、ただ力が強いとかではなくて思い、絆がこめられた誓いです。

７年半、また再会できるとは思っても見ませんでした。どこに行っても彼はやる男だと思います。
貿易関係のビジネスは彼に相談してみよう…

会ってくれてありがとう。近い将来、僕が朝起きるとき、君はベッドで眠り始めた頃でしょう。それぐらい遠く離れてはしまうけど、変わらないものもあります。君が幸せでありますように。