朝6時
散歩に出かけた、
いつもなら土手を歩くのだが
この時期は道沿いの庭に咲く花を
のぞき見するのが楽しくてコースを変えた、

多く目につくのがアヤメの類、
なかでも目立つジャーマンアイリス、
白色と紫がかった茶色、
黄色い花もある、
畑の脇に植えられた
ダッチアイリスは薄い紫色、
ジャーマンアイリスに比べて
花がやや小振り、
いずれの名前も検索の結果だ、

町はずれの川沿いに
芭蕉の句碑がたっている、

句碑の文字は読めないが
解説板には
❝むすぶより
はや歯にひびく
泉哉❞
と書いてあるらしい、
湧き出る清水が
よほど冷たかったのであろう、
更に町を分断するように東西に延びる
旧中山道を東に歩く、
わが町は中山道の江戸から数えて
11番目の宿場町、新町宿である、
東のはずれは神流川を境に
武蔵国との国境がある、
ここにも芭蕉の句碑が建っている、

これも文字は読めないので
解説版に頼る、
❝傘(からかさ)に
おしわけ見たる
柳かな❞
宿場の入口である川沿いに茶屋が有って
その脇には古木の柳があったたらしい、
旅人でにぎわう茶屋の様子を
描いた絵もあった。

その昔宿場町として繁栄していたころ
俳句を楽しむ2人の俳人がいたらしい、
芭蕉の句碑はその二人が建てた者らしい。
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