元・飲食店店主の日記

閉店して5月25日で丸6年。お店再開に向けて行動中の元・飲食店店主が映画、オタクネタや日々の出来事等を時々書いてます

鯛の白子

2018年04月20日 02時58分38秒 | お料理
‘京料理とお酒を楽しむ会’開催します。

5月24日(木)~31日(木)18:30~ご都合の宜しいお時間で。土日を除く6日間。

詳しくは当店のホームページ http://www.nishitaka.jp をご覧下さいませ。





この季節、お造りには良く‘鯛’が使われます。

桜の花に似て鯛の皮目が桜色で綺麗なので‘桜鯛’と呼ばれるのと、多く出回るからです。

鯛の本来の旬は秋から冬でして、この時期の鯛は‘紅葉鯛’と言われます。

春に鯛が多く出回るのは産卵の為子を持つから。

精巣は‘白子’、卵巣は‘真子’と呼ばれ重宝されます。


さて、タイトルを‘鯛の白子’としてますが、うっとこでは今の季節色んな調理法にてご提供しております。

普通ですと‘白子焼き’。

これは塩焼きや醤油焼き等ですね。

湯して切り出しポン酢に紅葉卸しと刻み葱で‘白子のポン酢掛け’ってお料理もよくされますねぇ。

他には。。。。揚げ物ですかね。

天婦羅やフライも美味しいです。

で、うっとこでよくするのは当ブログで前にご紹介しました‘いとこ漬け’と‘白子真丈’です。

‘いとこ漬け’に関しては今更感があるので説明は省略。

‘白子真丈’は主に‘煮物椀’で使います。 または山葵餡や生姜餡をかけて蒸し物に。

あるじが気まぐれで拵える物では‘味噌漬け’若しくは‘酒粕漬け’、そして‘茶碗蒸し’ですかね。

‘味噌漬け’と‘酒粕漬け’はそのまんまの意味です(笑

‘茶碗蒸し’。これは具に白子とポン酢を仕込みます。

天に紅葉卸しと刻み葱を。底からかき混ぜるとポン酢が出てくるようにします。

このやり方ですと‘雲子’や‘河豚の白子’でも応用出来ますね。

こんな感じで‘鯛の白子’を使ってお料理を拵えておりますが、やはり旬の食材には力がありますね。

旨味がたっぷりでホンマ美味しい。

ご賞味頂ければと思っております。



京料理とお酒を楽しめる 北新地にしたか のホームページはこちら

http://www.nishitaka.jp



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