サッカー好きのGMの話を聴きに行った

クラブ主催のサポーターズミーティングに行ってきました。

クラブ側から説明の為登壇したのは
今井社長、祖母井ＧＭ、運営の河島氏、強化の細川氏の４名。
会場に来たサポーターは200名程度だったでしょうか？

まず参加しての率直な感想は、面白かった。
今季の、さらにはこれからのサンガに期待したくなる話が聴けました。
以下はそのミーティングで話された内容を箇条書きにしたもの。

【今井社長のコメント】
　・クラブを良い方向に向けるのに今まで足りなくて、今後に必要なものはチームの舵取り役。
　　　→それを祖母井ＧＭに託す。
　・Ｊ１復帰が最大の目標であるのは当然だが、地域密着も重要な課題。
　　　→ＰＲ強化として地下鉄四条駅に常設看板設置、市バス車内吊りポスター掲示等を実施
　　　→ホームゲームでのエコ運動、オレンジリボン活動への協力を継続
　　　→α-stationでサンガの活動のＰＲ番組を計画中（放送は４月から開始を想定）
　・クラブ経営体質の改善をする。
　　　→2011年度内を目標にこれまでの債務超過を解消したい

【祖母井ＧＭのコメント】
　・会場にいるサポーターの顔に笑顔がないのが、今のサンガの置かれている状況
　・京都はビッグタウン、そこのクラブが４度も降格するのはおかしい
　　　→都市規模、スポンサー、環境としても他の地方クラブより充実している
　・自分が目指すのはオランダに代表されるトータルサッカー
　　　→結果を求めるあまりリスクを犯さないリアクションサッカーには魅力はない
　　　→ゲーム運び自体に芸術性が必要
　　　→監督はじめ選手、スタッフ、チーム全体に意識の統一が必要
　・魅力があるサッカーを提供する
　　　→監督を途中解任しない、大木監督のサッカーをとことんサポートする
　　　→自分が信頼できる人にしかチームを任せる気はない
　　　→逃げないでチャレンジしたい
　　　→リスクを恐れない
　　　→攻めた時に穴を作らない
　　　→とにかく応援に値するサッカーかどうか観て判断してほしい
　・トップの試合運びだけでなく、育成、強化に一貫性を持つ
　　　→京都出身の選手をもっと育てる
　・工藤選手の怪我は全治６ヶ月
　・キャンプの成果はあった、良い方向に進んでいる
　・フィジコを置いていないのはチーム課題の優先順位による判断
　　　→新体制になった為、フィジカルトレーニングより戦術理解を優先させている

【運営・河島氏からサポーターからの質問へ回答】
　・入場禁止だったサポーターグループへの処分解除について
　　　→クラブ側に十分な謝罪があり、クラブとしてそれを認めた
　　　→彼らを信じて、一年間一緒に戦っていきたい
　・ホームとビジターの席を入れ替えた件について
　　　→フレンズスクエアから遠く、十分に楽しんでもらえていないと考えた
　　　→チームバスの到着場所がいきなりビジターだった。ホームサポに出迎えてもらいたい
　　　→ビジター席が少なかったせいで、かつて逆にホームジャック状態になったことがあった。
　　　　今後はビジターを南側にすることで柔軟に対応出来、ジャックされない席配置にする。

以上が説明された内容です。
今井社長から公式ＨＰのスマートホン対応についての説明もありましたが
スマートホンユーザーでない僕にとってはどうでも良いので割愛しました。
あと、祖母井さんという人はとにかくサッカーが好きなんだな～という事は判りました。

今回のミーティングは全体として納得できる説明で、
経営体質改善→経営安定→長期的展望の維持→魅力あるサッカーの実現→愛されるクラブ
という流れと理解しました。
まずはクラブの経営陣が祖母井ＧＭをどこまでサポート出来るか。
開幕に向けて、ポジティヴに見つめていきたいと思います。


続いてサポーター連合会のミーティングも行われ、
開幕戦での応援場所の相談、サポ主導のイベントについて協議されました。
その結果を簡単にご報告。

【ホーム・ビジター席入れ替えに伴う応援場所の決定について】
　・団長の位置はＦブロックの中央（北スタンドの中心）
　・各サポグループも応援の仮位置を決めたが、最終的には当日調整
　・応援旗の設置は昨季同様、最前列で承認された

【入場順の場所取りについて】
　・従来同様、入場時間の７時間前にａｕゲート前でくじ引き
　・入場７時間前が午前７時以前となる場合は、午前７時にくじ引き
　・ホーム開幕の熊本戦は午前７時にくじ引き

【開幕までのサポーターの活動について】
　・2/26（土）イオンモール東側広場でサンガのイベントが予定されており、
　　そこで新スタジアム建設署名活動を行う
　・チラシ配りを今年もやる（詳細日程は後日サポ連メールで連絡予定）

【開幕戦でのサポ主導のイベントは？】
　・小旗配布、紫のカラー軍手配布、紫風船、紫ビニール袋、コレオグラフィの順で
　　優先順位をつけ、準備時間と金額を検討の上、実施する。

最後に吉田団長から
「サポーターズシート（約3500名収容）を満杯にしたい」
とコメントがあり終了。

いよいよ開幕まで２週間。
魅力あるサッカーを期待しつつ、魅力ある応援を展開したい。

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