My Best Movie ＆ Book 2020

朝から雪がちらつく寒い大晦日。
コロナ禍で全世界が翻弄された2020年も残すところ十数時間となりました。
当ブログ恒例、今年のマイ・ベスト・ムービー＆ブックスの発表です！
（楽しみにしている人がいると信じつつ…）

まず僕が今年劇場で観た映画のベスト３。
コロナのせいで映画館が休館したり、公開予定だった映画が公開延期されたり、
今でも座席を一つおきにするソーシャルディスタンスをとらされたり…と大変な年でした。
この状況はいつになったら解消されるのでしょうか？ホンマ悩ましい。
影響は僕の鑑賞本数にも反映されて昨年７３本だったところ今年は６０本と激減。
ハリウッド大作が軒並み公開延期され、今年は邦画とアニメが多かった印象。

１位　罪の声　監督/土井裕泰

あまり話題にはなりませんでしたが、脚本の巧さでベスト１です！
小栗旬と星野源のバディ物という見方も出来ますし、二人とも役にハマってました。
観ていない人も多いと思いますが、まだ上映している劇場もあるようなので是非ご覧あれ！

２位　Fukushima 50　監督/若松節朗

日本国民にとっては今年のコロナパンデミックに匹敵する災厄であった東日本大震災。
その中で最も深刻な事故だった福島第一原発事故を原発内部と外部の二面で描いた力作。
やや政治色を感じなくもないですが、日本を守ろうとした人たちに感謝したくなる映画でした。

３位　ジョジョ・ラビット　監督/タイカ・ワイティティ

今年は洋画ではこの一本。笑えて、泣けて、観終わってから考えさせられる素晴らしい映画。
特に素晴らしかったのはジョジョの母親を演じたスカーレット・ヨハンソン。
なぜ彼女がこの作品でオスカー獲れなかったのか？今でも謎です。

以上です。
今年観た６０本の評価内訳は…

☆５満点評価が４本
☆４が１９本
☆３平均値が２７本
☆２が８本
☆１のサイテー評価が２本

…で僕的今年のサイテー映画は断トツ『CATS』でしたｗ
とにかくクネクネ踊るネコ人間がキモかった…

そして番外として、
今年脅威の超ヒットで年末の今もブーム現在進行形の『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』。
ある程度ウケるだろうとは思ってましたが、まさか『千と千尋～』の興行記録まで抜くとは…
300億の男おめでと～♪


次に今年読んだ本の中から選んだマイベスト３をご紹介します。
例年なら会社への通勤電車で本を読んでいたのですが、
コロナ禍で仕事がテレワーク中心となり、それがなくなりました。
おかげで読書量がかなり減ってしまった中でのベストは…

１位　葬送のフリーレン　原作/山田鐘人　作画/アベツカサ

マイベストとして初めてマンガを選んだほどのお気に入り作品です。
4月末に週刊少年サンデーで連載開始、今月23日コミックス第3巻が発売されたばかり。
魔王を倒した勇者一行の一人であるエルフの魔法使いが勇者亡き後に
再びその旅程を辿っていくというかなりツイストの効いた設定のファンタジー。
その凝り具合からどれほど序盤のクオリティを維持できるか危惧したが今でもまだ面白い！
『このマンガがすごい！2021 オトコ編』の第2位に選ばれてますが、僕は1位です！
今年は『鬼滅の刃』が巷を席捲しましたが、来年は『フリーレン』ブーム…来ないかな～？

２位　光秀の定理　垣根涼介/著

『麒麟がくる』の影響で明智光秀を扱った小説が多数出版された中でピカイチだった一冊。
2013年に発表された作品なので旬ではないけど、僕個人が垣根涼介と出会えた意味で２位に。
著者の人物描写が秀逸かつ独特で、文体もかなり平易で読み易い。
今、姉妹作といえる『信長の原理』を読んでますが、コレも面白いっす。

３位　カエルの楽園2020　百田尚樹/著

中国武漢発の新型コロナパンデミック真っ最中に緊急出版された本作。
中国共産党を敵視した内容の寓話ですが、コロナ禍の今年だからこその３位。
著者の偏見発言には辟易するところはあるが、目の付け所が良いのは確か。

以上マイベスト・ムービー＆ブック2020でした。

では皆様
よいお年をお迎えくださいませ！