西京極 紫の館

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アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル  監督/クレイグ・ギレスピー

2018年05月10日 23時06分19秒 | 西京極シネマ
【出演】
 マーゴット・ロビー
 アリソン・ジャネイ
 セバスチャン・スタン

【ストーリー】
貧しい家庭に生まれ、厳格な母親ラヴォナに育てられたトーニャ・ハーディング。フィギュアスケートの才能に恵まれた彼女は、血のにじむような努力を重ねて、アメリカ代表選手として1992年のアルベールビル、1994年のリレハンメルオリンピックに出場する。ところが、元夫のジェフ・ギルーリーの友人がトーニャのライバルだったナンシー・ケリガンを襲い、その後彼女はフィギュア界から追放されるが…

【西京極の評価】
ナンシー・ケリガン襲撃事件の真相にどこまでこの映画が迫れているのかは判らないけれど、如何にもありそうな話に思えた。毒親は毒親なりに愛情があり、DV夫はDV夫なりに愛があり、バカ友はバカ友なりに良かれと思ってやった事、それぞれがちょっとづつトーニャの思惑からズレていった結果、彼女の人生を破滅に追いやった。どこで間違ったのか?どうすれば良かったのか?答えの見つからない映画だからこそリアルだと感じた。主演のマーゴット・ロビーと毒親を演じたアリソン・ジャネイの演技には圧倒された。

【総合評価】 ☆☆☆☆★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆☆☆★
 演出/演技 ☆☆☆☆☆
 映像    ☆☆☆★★
 音楽/音響 ☆☆☆☆★

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