西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

10/1 第31節 サガン鳥栖戦 (佐賀・駅前不動産スタジアム)

2022年10月02日 15時54分54秒 | サンガ観戦レポート2022
3年ぶりの声出し応援はやっぱサイコーや☆

残り試合5試合で勝ち点30の16位  試合試合内容は悪くないし、戦術もブレてない。でも勝てない。ゴールが決められない。サポーターとしてはスタジアムへ足を運んで「がんばってくれ!」と選手にこの思いを届けるしかない。

その苦しい状況の中対戦するのはサガン鳥栖。多くの選手が流出したこともあり、シーズン開幕前は苦戦するだろうと予想されていたものの、蓋を開けてみれば8位と大善戦。あと一つ勝てばJ1残留が確定できるらしい。誠に羨ましい限り。高いインテンシティを信条とするウチと似たタイプのチームで難敵である。それでも勝ちたい!

夜中3時に車2台にサポ12名が分乗し、京都を出発。鳥栖到着は試合開始4時間前の11時。試合当日の鳥栖市はピーカン。夏場のように蒸し暑くはないが、乾燥しているのでやたら喉が渇く。今日の試合は声出し応援対応。サンガの試合ではアウェイで既に声出し対応試合はあったが、僕自身は今季初経験。コロナ禍に見舞われて以来3年ぶりの声出しである。ちゃんと声出るだろうか?暑さもあって少し不安。

【サンガのスタメン】
 GK: 上福元
 DF: 白井、井上、麻田、本多
 MF: 福岡、川﨑、武田
 FW: 豊川、山﨑、松田
SUB: ウッド、メンデス、武富、金子、佐藤、ウタカ、宮吉

本日のスタメンは純国産メンバー。ゴールから遠ざかって久しいウタカはベンチ。今のウタカは中身を出さない方がご利益のあるお守り袋のようなもの。ベンチにいるだけで相手へのプレッシャーになる。それよりウタカに頼らず攻撃陣はゴールを決めてくれ。

【試合感想】
ハイプレス&ハイラインが持ち味のチーム同士の対戦らしく、開始のホイッスルが鳴らされた直後から各所で激しい球際の攻防が繰り広げられ、なおかつ攻守が目まぐるしく変わる試合展開。特にサンガの左サイド白井と鳥栖の左サイドで元サンガの岩崎悠人のガチバトルが見応えがあった。悠人も代表に選ばれた事でプレーに自信が溢れてるな。開始直後から長回しのサブマリン。声が裏返るわ、息つぎ失敗して咳込むわ、やっぱ大旗やりながらの声出しは大変や(苦笑)

前半はほぼ互角ながらややサンガが押し気味に進めてきた中、前半17分に黎生人が高い位置で相手ボールを奪取し、前線へパス。これを豊川が左サイドへ開いていた天馬へはたくと、天馬が遠めからシュート!これを鳥栖GKが弾くもこぼれ球はゴール正面の豊川が拾う。シュートさせまいと詰め寄る鳥栖DFを切り返しで躱し思い切りよくシュート!これがポストに跳ね返りながらもネットを揺らし先制に成功する!サンガゴール裏に歓声が上がる!久しぶりのダレダレサンガ♪このところなかなか自分たちの時間帯で決められなかったゴールがこの試合は決まった。だが1点では安心できない。もう1点ほしい。

サンガが攻勢だった前半とは打って変わって後半になるとサンガのDFラインが心持ち下がってプレスの強度もやや落ちてきた。当然鳥栖側の圧力が増す。そんな中、ポストプレーで存在感を示していた山﨑が後半9分痛んで武富に交代。17分にも本多が痛んでメンディと響クン投入。システムを4バックから3バック(守備時は5バック)に変更。逃げ切り態勢に入りたいサンガだが、やはりJ1は厳しい。鳥栖の猛攻に何度もヒヤッとさせられる

遺り10分といったところで疲労の色が見えた豊川と颯太に代えてミヤと金子。この交代で前線にタメが出来てやや持ち直す。アディショナルタイム5分。これが長い。果てしなく長く感じる。耐える。耐える。耐える。そして終了のホイッスル。

勝ったど~っ!!!
やっと勝ったど~っ!!!
強い鳥栖サン相手にシーズンW達成!
やったど~っ!!!

【試合後】
課題だった自分たちの時間帯でやっと決める事が出来た。相変わらずシュートは少ない(サンガのシュートはわずかに4本…)が、勝ちは勝ちである。勝ち点3の価値は大きい。順位も3ランクアップし13位に。まだ残留を決めた訳ではないが、溺れかけていた状況からようやく息つぎが出来たってところだ。試合後選手の挨拶の後、キジェさんがサポーターのところへ来て感謝の挨拶をしてくれていたが何を言ってるのかはよくわからんかったwでも気持ちは伝わったよ。次も勝とう!頼んだで!

3年ぶりの声出し応援はちょっとしんどかったけど、やっぱり楽しい。今度はサンガスタジアムで声出し応援だ。楽しみ~♪


【試合結果】 鳥栖0-1京都

【観客数】 8,953人

【得点者】
 京都 : 豊川17

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: 上福元6.5
 DF: 白井7、井上6.5、麻田6、本多5.5(62分 メンデス5.5)
 MF: 福岡6、川﨑6(79分 金子5.5)、武田6
 FW: 豊川7(79分 宮吉5.5)、山﨑5.5(54分 武富5.5)、松田6(62分 佐藤6)

【今日の私的MOM】
 豊川 雄太 : 貴重な貴重な決勝ゴール。切り返しでDF躱しノールックシュート、お見事!

【サンガの現在の成績】 8勝9分13敗 勝ち点33 13位↑


※余談ですが今節の試合結果によりどうやらサガン鳥栖のJ1残留が決定した模様。おめでとうございます。ウチも早く残留決めたい…

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9/18 第30節 FC東京戦 (東京・国立競技場)

2022年09月19日 14時53分57秒 | サンガ観戦レポート2022
新国立にサンガ涙雨

前日福岡、磐田といったところが勝ち点を積み上げたことにより、残留争いは益々混沌としてきた。暫定とはいえサンガ15位はヤバい。こうなるとウチもマジ、負けられなくなった!台風14号が迫る中、新国立遠征を断行。当日10時にサポ仲間Mクンの車で京都出発。途中断続的なゲリラ豪雨に見舞われながらも15時半には東京到着。スタジアム周辺で駐車場を探し回るもどこもかしこも高額なパーキングばかり。さすが東京。どうにかこうにか車を停めていざ新国立へ。

スタジアム周辺の街並みもすっかり変わってしまって小綺麗な感じになってる。その中心である新国立競技場。立派は立派なんだけど…どこから見ても外観は360度まったく変化なし。既に開場されていてゲートをくぐったコンコースはとっても広々。ビジター席の最前列に大旗をセットしてキックオフを待つ。
試合前は土砂降り
その間、Little GREE Monsterのステージがあったり、花火が打ち上ったりとイベント目白押し。イベントの間にもシャワーのような雨が降ったが、最前列まで完全に屋根に守られていて旗も人も濡れる心配はなさそうだ。
1500発の花火らしい

【サンガのスタメン】
 GK: 上福元
 DF: 白井、井上、麻田、佐藤
 MF: 武田、川﨑、武富
 FW: 豊川、ウタカ、松田
SUB: 若原、本多、福岡、金子、カリウス、木村、パウリーニョ

今日こそカリ&パウ先発か、と予想していたが先発はウタカ。FC東京在籍経験があるから先発起用したって訳じゃないだろうけど、このところパフォーマンスが明らかに低下しているウタカを先発させるのは少し心配。

【試合感想】
結果から言えばやはりウタカ先発は失敗だった。まったくボールが収まらない。そうでなくてもウタカがいるとみんながウタカにボールを集めようとする分、ウタカがキープできないと試合にならない。その上サンガはトラップミスやパスミスがいたるところで発生し、試合の主導権が握れない。

相手にポゼッションを許す中、前半28分、レアンドロのクロスバーでリフレクションさせGKが触れない技ありミドル弾を決められビハインドを背負う。このゴールは仕方ないとして、後半33分の追加点はいただけない。サンガにとってこの日唯一と言ってもいい決定機――交代出場の金子の突破からのラストパスを颯太が決められず、逆に奪った相手GKスウォビィクからのカウンターでアダイウトンにガツンと押し込まれたのだから、サンガサポが盛り下がること甚だし。後半の交代カードもほとんど役に立たず、今季最低といっていい内容でFC東京にシーズンWを喫した


おい、おまえら!こんなもんじゃないやろ?な、そやろ?

【試合後】
この敗戦によってサンガの順位はついにPO参入圏の16位にまで降下した。一つ勝てば一気に順位を上げられる可能性はあるとはいえ、その一勝が遠い。ここから代表遠征ウィークとなり、一週間のインターバルがある。代表招集されたウッド、U-21代表選出された颯太、勇大、追加招集された楓喜には代表で経験を積んでもらって、残ったメンバーは気分転換を図ってシーズン序盤のリスク覚悟の思い切りのよいサッカーを思い出してもらいたい。

残り5試合、もうどこにも負けられない。


【試合結果】 FC東京2-0京都

【観客数】 50,994人(さすが国立…)

【得点者】
 FC東京 : レアンドロ28、アダイウトン78

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: 上福元5.5
 DF: 白井5.5、井上5.5、麻田5.5、佐藤5.5
 MF: 武田5.5(67分 金子5.5)、川﨑5.5、武富5(49分 福岡5.5)
 FW: 豊川5.5(67分 カリウス5.5)、ウタカ4.5(HT 木村5.5)、松田5.5(57分 パウリーニョ5)

【今日の私的MOM】
 金子 大毅 : 途中出場で気迫のドリブル突破からのラストパス。あれが決まっていれば…

【サンガの現在の成績】 7勝9分13敗 勝ち点30 16位↓

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9/14 第26節 横浜F・マリノス戦 (京都・サンガスタジアム)

2022年09月15日 21時54分57秒 | サンガ観戦レポート2022
見えた成長と限界

未だ残留争いから抜け出せないサンガ。ドロー決着となった鹿島戦から中三日で対戦するのは首位を走るマリノス。前半アウェイで対戦した際、スコア(0-2)以上の力の差を見せつけられ完敗した相手である。ACLの影響とはいえなんとキツい日程であることか。鹿島に勝っていればマリノス戦は「ま、いいか♪」と言えなくもなかったが、ドローとなった今は勝ち点1でも確保したい。もちろんシーズンW敗戦も喰らいたくはないし。

ミッドウィーク試合当日、仕事をサッサと終えて「いざ亀岡」!今週も台風の影響なのか日が落ちても蒸し蒸しと暑い。ましてや中三日の試合となれば、疲労度を考慮して大幅にメンバーを入れ替えてくる事もあり得ると予想していたのだが…

【サンガのスタメン】
 GK: 上福元
 DF: 白井、井上、麻田、佐藤
 MF: 福岡、川﨑、武富
 FW: 豊川、山﨑、松田
SUB: 若原、萩原、本多、金子、木村、パウリーニョ、ウタカ

なんと前節からのメンバー変更はイエロー累積で出場停止の将平→慎平のみ。みんな、体力的には大丈夫なの?上位との連戦で、そろそろ新戦力外人カリ&パウが機能してくれんと困るのだが、ジョーカー、パウの使いどころはあるのか?

【試合感想】
試合の入りは上々。連戦の疲れかマリノス選手の動きが鈍い事もあったが、それ以上にサンガのハイプレスが効いている。まったく疲れを感じさせないプレー。DFラインも勇気をもって高い位置をキープしている。これは首位チームから金星を奪う絶好のチャンスかもしれないぞ!

ところがこのサンガが流れを掴んでいた時間帯の決定機を決めきれずにいると、状況は一変。前半25分、相手の決定的なシュートを“神”福元が足1本でビッグセーブした直後の相手CK。ゴール前に入れられたボールをマリノスDFエドゥアルドに決められ先制を許してしまった

なんでそこノーマークやねん!?

どうやら黎生人がマークを外したらしい。コレは大チョンボ。コンディションが良くなくても、こういう相手のミスを見逃さないのが優勝を争える強いチームの証なんだよな。悔しいけど。

失点すると必然的に流れはマリノスに傾く。後半も開始5分、上福元が飛び出してパンチングしたボールが相手FWエウベルに渡ってしまい、無人となったゴールにループシュートを決められ2点差に。う~ん、首位マリノス相手に2点ビハインドは厳しい…

しかし為す術なく敗れた前回対戦時と違ったのはここから。後半21分前線を一気に3枚替え。ウタカ、勇大、パウを投入して流れをこちらに引き戻した。さらにオギ、金子も投入し、何度もマリノスゴール前でチャンスを創出する。が、このところ先発から外れ、ゴールからも遠ざかっているウタカが絶好のチャンスにボールロスト連発。パウも勇大もゴール前までボールを運ぶものの最後が決められない。アディショナルタイム直前で得たCKから金子が移籍後初となるゴールを叩き込んで1点差まで詰め寄りはしたが、時すでに遅し。1-2でまたしてもマリノスに敗れる結果となった。

【試合後】
自分たちの時間帯で決められない。セットプレーでボールウォッチャーになる。まだまだJ1で戦う上で甘さがあるのを痛感させられた。そしてこの試合で「もうウタカは頼れない」という辛い現実も見えた。年齢的な事も考えるともう彼のパフォーマンスは戻らないかもしれない。一方、パウのドリブルテクや勇大の突破力には可能性を感じられた。首位マリノスに対しても彼らは脅威となり得たと思う。ツメの甘さは否めないが、J1の戦いの中でチームが成長している事も実感出来た。残り6試合。これからさらに成長する為にも、石に噛り付いても残留しないといけない
やってほしいし、やれるはず!



【試合結果】 京都1-2横浜M

【観客数】 9,129人(ミッドウィークゲームゆえか惜しくも一万人超えならず)

【得点者】
 京都 : 金子87
 横浜M : エドゥアルド25、エウベル50

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: 上福元6
 DF: 白井6、井上5、麻田5.5、佐藤5.5(66分 荻原5.5)
 MF: 福岡6、川﨑6、武富5(61分 パウリーニョ5.5)
 FW: 豊川5.5(61分 木村6)、山﨑5.5(61分 ウタカ5)、松田6(70分 金子6)

【今日の私的MOM】
 白井 康介 : 今日もチームNo.1のスプリント回数を見せた。もはや替えの利かない選手に。

【サンガの現在の成績】 7勝9分12敗 勝ち点30 13位→

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9/10 第29節 鹿島アントラーズ戦 (京都・サンガスタジアム)

2022年09月11日 09時38分09秒 | サンガ観戦レポート2022
この場面。豊川が痛んで交代するまでは勝てそうな感じだったんやけどな~
最低限の結果ながらも悔やまれるドロー

残留ライバル神戸との6ポイントマッチに勝利し、ターンオーバーした天皇杯では東京Vにも勝利して、一時の停滞感を払拭したサンガ。ここで優勝争いをしている4位・鹿島にも土をつければ、J1残留をより確実なものと出来る。鬼門のカシマスタジアムでは惜敗を喫したが、ホームゲームのサンガは一味も二味も違うで~。

つい先日腰を痛めてしまって、この日はコルセット着用でスタジアム入り。お目当てだったカードフェスタの行列に並ぶも、なかなか進まず。じっと立ってると腰痛い…(苦笑)1時間以上並んでやっとこさ購入。ガラガラ抽選、今年はイマイチ当たり引けず、収穫はミヤのブロマイド1枚のみデシタ。

【サンガのスタメン】
 GK: 上福元
 DF: 白井、井上、麻田、佐藤
 MF: 武田、川﨑、武富
 FW: 豊川、山﨑、松田
SUB: ウッド、メンデス、本多、福岡、ウタカ、木村、パウリーニョ

サンガは三日前の天皇杯準々決勝では主力メンバーを温存できたので、この試合ではほぼ勝利した神戸戦と同じメンバー。唯一いじってきたのは、左アクセルの佐藤響。与えられたチャンスにアピール出来るか?天皇杯2ゴールデビューのパウはベンチスタート。一方の鹿島は同じく天皇杯準々決勝で主力を使った事もあり、この日は大幅にメンバーを変えてきている。鈴木優磨らはベンチ。新戦力エレケには要注意か。

昨年好評だった舞鶴海上自衛隊音楽隊のアンセム生演奏で選手入場。日が落ちて秋めいた涼やかな風もあって良い雰囲気でキックオフを迎えた。

【試合感想】
序盤は攻守の切り替わりの激しい落ち着かない展開。鹿島FWエレケは存在感あって怖かったが、黎生人が巧く対応してくれている。それより心配なのがサンガの左サイド。鹿島がサイドチェンジを多用してワイドに攻撃してくる中、佐藤響のところを再三崩されている印象。まだ連動した守備が出来てないな。

なかなかシュートまでいけないサンガだったが、前半20分、右サイド豊川から颯太へパスが通って、颯太の縦パスを敵ゴール前で相手選手を背負う態勢で受けた山﨑が反転してシュート!これが決まって先制!もしかしたら勝てるかも…

ところがどっこい、やはり鹿島はそんなに甘くはなかった。後半頭からエヴェラウド投入。後半15分には鈴木優磨、カイキも投入。攻勢をかけてくる鹿島に対して、サンガはメンディ投入し恒例の3バック体制にしたがDFラインがずるずる下がる。両サイドもDFラインに吸収され5バック状態に。その必然的な結果が後半31分の失点につながってしまった。

【試合後】
先制したサンガにしてみれば勝てるチャンスを逃した試合とも言えるし、90分通して主導権を握り続けた鹿島にしてみれば勝たないといけない試合だったとも言える。お互いに悔やまれる結果だったが、J1残留が現実的な目標であるサンガにとっては鹿島相手のドローは“最低限の収穫”。いずれにせよこの試合で得た勝ち点1を意味のあるものに出来るか否かは、次節以降の試合にかかっている。

とにかく今日は腰がぶっ壊れることなく大旗が振り切れたので良かった…(苦笑)


【試合結果】 京都1-1鹿島

【観客数】 12,946人

【得点者】
 京都 : 山﨑20
 鹿島 : ピトゥカ76

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: 上福元6
 DF: 白井6、井上5.5、麻田5.5、佐藤5(HT 本多6)
 MF: 武田5.5、川﨑6、武富5.5(85分 福岡-)
 FW: 豊川6(58分 木村5→85分 ウタカ-)、山﨑6(73分 メンデス5)、松田5.5



【今日の私的MOM】
 山﨑 凌吾 : 移籍後待望の初Gで先制。徐々にポストプレーに安定感も出てきた

【サンガの現在の成績】 7勝9分11敗 勝ち点30 13位→

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9/3 第28節 ヴィッセル神戸戦(京都・サンガスタジアム)

2022年09月04日 08時59分40秒 | サンガ観戦レポート2022
天国の稲盛名誉会長に捧げる勝利

サンガの生みの親、稲盛和夫名誉会長が8月24日に亡くなった。今日はその死を悼み、サンガは選手・スタッフ全員が喪章を付けて試合に臨む。降格圏17位の神戸との勝ち点差はわずか2。このところ下位チームがしぶとく勝ち点を積み上げた事もあって15位まで順位を下げているだけに、J1残留の為にも、天国の稲盛さんの為にも、是が非でも勝利が欲しい!あんまり心配過ぎて試合前夜、神戸戦の夢を見たわ。夢の内容は勝ってるんだか、負けてるんだか、よく憶えてないけど「あ~ヤバい!あ~ヤバい!」と叫んでたのだけは憶えてる(苦笑)それくらい大事な6ポイントマッチだって話。
ゴール裏には超長の稲盛名誉会長の死を悼む横断幕
試合当日、台風が近づいている影響か小雨のパラつく時間帯もあったが、基本的には曇りながら湿度はジメッと高め。ゴール裏に大旗をセットしている内にじんわりと汗が噴き出してくる。選手のスタミナが持つのかこれも心配。

【サンガのスタメン】
 GK: 上福元
 DF: 長井、井上、麻田、白井
 MF: 武田、川﨑、松田
 FW: 武富、山﨑、豊川
SUB: ウッド、本多、福岡、カリウス、ウタカ、木村、パウリーニョ

注目の新戦力、アラン・カリウスとパウリーニョ・ボイアは共にベンチスタート。シュート練習を見ている限り、パウはなかなか良いシュートを放ってる。どこで使ってくるのか?いずれにしても楽しみではある。ウタカと勇大もベンチ。こちらも楽しみ。

試合前には稲盛名誉会長の死を悼み黙祷。
さあ、稲盛さんに勝利を届けよう!

【試合感想】
キックオフのホイッスルが響いた直後、いきなりスコアが動いた。決めたのは天馬!スローインを山﨑がキープしたところから武富のパスを受けての38秒の先制ゴールだった。個人的に今日の試合、2点目が獲れるかどうかがポイントだと思っていた。その2点目は早くも前半9分に獲得する。武富のスルーパスに反応した豊川の移籍後リーグ戦初ゴール!

2点のリードを得たサンガに対し、神戸はサイドチェンジを使ってワイドな攻撃を繰り出す。サイドから入ってくるクロスボールに対してはサンガDF陣が体を投げ出すようにしてしっかり弾き返す。気持ちの入った守備だ。やや受け身になった時間帯、キジェ監督が早速手を打って来た。右サイドの一真を左CBに下げ、左サイドの白井を右サイドハーフへ動かし中盤を厚くして、神戸のサイド攻撃を封じるシステム変更。これにより試合はふたたび落ち着きを取り戻す。

2-0のまま突入した後半。一真に代えて本多投入。ハイライン、ハイプレス。いつものサンガの戦い方を貫いている。得点を決めた天馬と豊川は言うに及ばず、2アシストを決めている武富、さらには将平、颯太のボール奪取、いずれも文句なし。だがその中でも素晴らしかったのは山﨑の献身的なポストプレーと守備意識。ゴールこそ決められなかったがアンカーの位置まで下がって攻撃の起点になろうとする姿には感動した。

後半11分、神戸の小林友がペナ侵入直前の豊川を引き倒して一発レッド退場で勝負アリ。その後もピンチはありつつも集中した守備で最後まで神戸にゴールを許さなかった

【試合後】
稲盛さんに捧げる勝ち点3。全員攻撃、全員守備で手にした7試合ぶりの勝利。残留争いの上でも大きな、大きな一勝。9月のホームゲーム3試合限定ユニフォームがカッコ良く見えた試合だった。(発表された時はま~ったく買う気がなかったが、帰宅後オンラインショップでポチってしまった…笑)

最後にカリ&パウの新加入コンビだが、今日も出番なし。まだ守備面でチーム戦術の理解が不足しているのかもしれない。ビハインドを背負う展開であれば投入機会もあっただろうが、リードを守りつつ…となると、といったところだろう。彼らの活躍は次への楽しみとしてとっておきましょ♪


【試合結果】 京都2-0神戸

【観客数】 17,936人(今季最多入場者数!メインスタンドと南ゴール裏3階席以外はほぼ満席)

【得点者】
 京都 : 松田1、豊川9

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: 上福元6
 DF: 長井6(HT 本多6)、井上6.5、麻田6、白井7.5
 MF: 武田6.5、川﨑6(80分 福岡5.5)、松田8
 FW: 武富7、山﨑6.5(75分 木村5.5)、豊川7(83分 ウタカ6)

【今日の私的MOM】
 松田 天馬 : 電光石火の38秒先制ゴール!最後まで鬼プレス途切れず!

【サンガの現在の成績】 7勝8分11敗 勝ち点29 13位↑


ありがとう!素晴らしかったよ!豊川クン!キャプテン天馬!
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