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商標の広場

弁理士の福島が商標のお話をします。

カラオケボックス生みの親からの教訓

2015-11-05 10:44:54 | 日記

カラオケの昔話です。不正改造した通信カラオケ機器を販売したとして、岡山県警岡山中央署などは岡山市中区、会社役員を不正競争防止法違反(技術制限の解除)と商標法違反(商標権侵害)の疑いで逮捕した。

この役員は1985年、全国に先駆けて「カラオケボックス」を開業したことで知られている。発表によると、役員はカラオケ機器大手「第一興商」が商標登録している通信カラオケ演奏機器「DAM」を、同社と契約せずに映像や音楽を流せるようプログラムを不正に改変しネットオークションを通じて他人に販売した疑い。

調べに対して、役員は「お年寄りが自宅でカラオケを楽しめるようにしたかった。違法とは思っていなかった」と話している。このことは、役員がもっと早く「商標登録等の知財処理を行っていたら逮捕されずに済んだのに」と悔やまれる。


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