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商標の広場

弁理士の福島が商標のお話をします。

子供も参加

2017-04-27 08:37:34 | 日記

2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は24日、マスコット選考検討会議を開き、応募要項を5月中旬に発表することを決めた。プロアマを問わず広くデザインを募集し、最終候補を3~4点に絞って公表。子供の意見を反映させる機会を設けた上で決めるとした。

旧エンブレムの白紙撤回後、新エンブレムを選ぶ際も4案を公表して一般から意見を聞いており、同様の流れとする。組織委はマスコットの商標や意匠を登録するなどして法的に問題がないことを確認し、最終候補を公表するとしている。

意匠登録のため、マスコットの前後、上下、左右の6面のデザインや、プロフィルなどの提出を求める。審査のため、5月中旬には選考検討会議のメンバーに専門家ら数人を加えた会議を新たに設けるという。

選考検討会議の副座長を務めた、ファッションジャーナリストの生駒芳子氏は「世界中の目に触れるチャンスで、歴史的な機会だ。プロから一般の方まで広く応募してほしい」と強調した。

子供のマスコットはいいね。


イバンカ

2017-04-21 08:59:53 | 日記

米中首脳会談が開かれた今月6日、トランプ米大統領の長女イバンカ補佐官の名前を冠した衣料・服飾ブランドの商標登録申請に対して、中国政府が認可を出していたと欧米メディアが報じている。両首脳の夕食会にはイバンカ氏も同席していた。トランプ一家のビジネスと公務との「利益相反」の問題が再び議論になっている。

AP通信によると、中国商標局は6日、「イバンカ」ブランドの宝石とバッグ、スパ事業に関する商標登録申請3件に対して、認可を内示していた。同日、トランプ氏は中国の習近平国家主席と米フロリダ州で会談。夕食会にはイバンカ氏も出席し、習氏夫妻の隣に座って談笑した。またイバンカ氏の長女でトランプ氏の孫娘アラベラちゃん(5)が習氏夫妻に中国語で歌を披露する様子は中国で大きく話題になった。

無報酬の大統領補佐官としてホワイトハウス入りしたイバンカ氏は、ブランドの日々の経営からは手を引いているが、所有権は維持している。中国市場での独占販売権につながる商標獲得はビジネス上は大きな利益になる一方、政権の外交政策をゆがめる恐れもある。AP通信は、イバンカ氏と夫のクシュナー氏がトランプ氏の政策決定に大きな影響を与えるとされる中、「ビジネスとホワイトハウスでの立場に線を引くことは非常に困難になっている」と指摘している。商標が政治に・・・。

 


 


発明の日

2017-04-20 07:58:23 | 日記

春らしく変わりやす天気が続いています。新生活の疲れが出やすい頃ですので、体調にはくれぐれも気をつけてお過ごしください。
さて、本日4月18日は「発明の日」です。そこで今日は日本人の「十大発明家」をご紹介します。
私たちが今手にしている便利な生活は、多くの先人たちの知恵と努力のたまもの。これから先も豊かな未来を歩み続けられるよう、先人たちの功績に感謝する日としたいものです。

「発明の日」は、特許権や商標権などの産業財産権制度の普及・啓発を図ることを目的として1954(昭和29)年に制定されました。1885(明治18)年の4月18日に現在の特許法の前身である「専売特許条例」が公布された日であることが由来です。
それでは、発明の日を祝して、偉大な日本人発明家をご紹介しましょう。

特許庁が選定した日本人十大発明家は以下の通り。意外と知られていないようなので、覚えておきましょう。

●高峰譲吉 1854(安政元)年生まれ
消化酵素「タカヂアスターゼ」の発見。現在も胃腸薬などに用いられている。また、副腎分泌ホルモン「アドレナリン」の結晶化にも成功。止血剤や強心剤に使用される。●豊田佐吉 1867(慶応3)年生まれ
木製人力織機、木製動力織機の改良と開発を続け、世界発の完全無停止杼換式自動織機(布を織るスピードを落とさず、よこ糸を自動に補充できる織機)を発明する。

●御木本幸吉 1858(安政5)年生まれ
養殖真珠で真円真珠を生産する技術を開発。「ミキモト・パール」の名で世界に普及した。

●池田菊苗 1864(元治元)年生まれ
うまみ成分「グルタミン酸ナトリウム」の解明と工業化に成功。味の素の創設者鈴木三郎助によって調味料「味の素」として国内外に普及した。

●鈴木梅太郎 1874(明治7)年生まれ
米ぬかからビタミンB1を抽出に成功。その後、愛弟子高橋克己博士と、タラの肝油からビタミンAの分離・抽出に成功した。

 ●本多光太郎 1870(明治3)年生まれ
従来の3倍の抗磁力を持つKS鋼、さらに数倍の抗磁力を持つ新KS鋼を発明。これら磁性材料の発明は、計測機器の性能を飛躍的に向上させた。

●杉本京太 1882 (明治15)年生まれ
字数が多く複雑な邦文(和文)のためのタイプライターを開発。ワープロが普及するまでの間、長期にわたって使用されていた。

●八木秀次 1886(明治19) 年生まれ
極めて簡単な構成で電波の指向性通信を可能する「八木アンテナ」を開発。しかし、当時の日本では理解されず、欧米でまず実用化されることに。第二次世界大戦では、相手国のレーダー用アンテナとして利用され、日本人を驚かせた。

●三島徳七 1893(明治26)年生まれ

●ニッケル鋼にアルミニウムを添加したMK磁石鋼とよばれる永久磁石を発明。安価で小型化できるため電子機器や通信器、航空機や自動車など、産業機器に幅広く使用される。

●丹羽保次郎 1893(明治26) 年生まれ
現在のFAXの基礎となる写真電送装置を開発。これによって昭和天皇即位式の写真が京都から東京まで電送された。

あなたも、発明家になれるか?それともノーベル賞?


マリオ

2017-04-19 07:59:07 | 日記

任天堂京都市)が販売する人気ゲーム「マリオカート」を巡り、同社が、キャラクターの衣装を貸し出してカートで遊ばせるサービスの提供会社「マリカー」(東京都品川区)を、著作権の侵害だとして訴えた訴訟の第1回口頭弁論が18日、東京地裁であった。マリカー側は請求の棄却を求め、争う姿勢を示した。

マリカー側は今後の訴訟で、カートの販売や整備はしたが、衣装などの客への貸し出しは取引先の運営会社が行っていると主張するという。柴田義明裁判長は、マリカー社と運営会社は「密接な関係にあるようだ」と述べ、マリカー側に両社の関係を説明するよう求めた。

マリオやピーチ姫などに扮して市街地をカートで走るサービスは、ゲームファンの訪日外国人客らに人気がある。任天堂は訴訟で、マリカー側にキャラクターの使用禁止や1千万円の損害賠償などを要求。自社サイトで「大切な知的財産保護のため、今後も継続して断固たる措置を講じる」としている。今後、訴訟合戦につながるか?


知財は人

2017-04-18 08:54:52 | 日記

経済産業省が、人工知能(AI)などに代表される第四次産業革命に対応する知的財産制度の在り方をまとめた報告書案の全容が十七日、分かった。

AIによる創作に関し、現時点では人間の関与が大きいとして、特許などの権利は従来通り人間に与えるとした。データが不正に流出することを防ぐため、保護策を盛り込んだ法制度も検討する。

第四次革命の推進に向け知財面での制度を充実させ、企業の競争力を高める狙いで、近く公表する。政府の新たな成長戦略に反映させる方針。

現行の知財制度は、人間による発明を保護する前提になっており、一定のデータを学習したAIによる創作、発明の知財としての権利が誰に所属するかが焦点だった。報告書案では現行法で保護できるとした上で、AIが自ら創作するような現実が見込まれた時点で「改めて制度の在り方を検討する」と今後の議論に余地を残した。

あらゆるものがネットワークにつながる「モノのインターネット(IoT)」などを通じたデータの取り扱いについては、不正競争防止法改正を視野に入れる。不正にデータを使用する行為に対し、損害賠償や差し止め請求を可能にする。もしかしたら、将来行政が・・・。