山が走る時、その前を町名の書かれた板を持って子供たちが走ります。走っているのは小学校高学年と中学生です。この板は「招き板」と呼ばれ、“道に置かれた勢い水のある所に山を招く”ということでこのように呼ばれています。板に書かれている町名は昔からあった町名です。今は都市計画で町名が整理され、1丁目、2丁目などと味気ないものになってしまいました。
博多山笠の最後の締め、追い山が終わりました。
これから夏本番になります。
追い山見物からの帰り道、博多の街中を通るとテントの詰め所、会社の倉庫、集会所、事務所、
至る所で奥さん方(ごりょんさん)が打ち上げの準備でせわしく動かれていました。
これを見ると「本当に山笠が終わった」というのと「博多の結束」みたいなものを感じます。
うらやましい感じがしますがご苦労も多いことと思います。
こちらは山笠行事を見物させてもらうだけです。
ところで、山が動く時には子供たちも大人と同じ法被に締め込み姿で前、後ろを走っています。
この小さい時の思い出はいつまでも忘れないだろうし、永年続けられる原点だと思います。
ふうちゃん本舗博多本店
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