ふうちゃん本舗

のんびりおじさんの社会科見学

掃除機コードの黄色の意味がなくなった

2019-02-14 11:36:02 | 街を徘徊して


(入江千春 あかり絵の世界)

丁度2年前でしたっけ、
「掃除機の電源コードに付いている黄色の印は、
ここまで引っ張り出してから使えの意味、知ってたか?」と
ネットとかテレビで一時話題になりました。

巻いたままだと中に熱がこもって危険という意味ですが、
国内メーカーの掃除機の取扱説明書には、
こんなこと一言も書かれていません。

取扱説明書は訴訟で使われますので
メーカーもへまはしません。
どこから出た話でしょうか。

さて本題はそんなことではなく、
近頃はコードレス掃除機が主力になりつつあります。
コードがないので黄色印も意味がなくなりました。

電池とモータの性能が上がったために
コード式と変わらない性能になりました。

この裏には自動車(EV、ハイブリッド車)の技術開発があったからと思います。

充電電池は昔からニッカド電池と決まっていましたが、
今はリチウムイオン電池などと、高性能なものになっています。

モータなど、100年も前からある技術ですので
改良の余地などないと思いましたら、
磁気を良く通す素材の開発とか、モータ構造の再考など、
いかに効率よく力を引き出すかの技術開発が続いています。

しかし、いくらこんなに技術開発が進んでも、
中学の時に習った「フレミングの法則(試験に出ましたよね)」から
抜け出ていません。

これを抜け出す画期的なことができれば
掃除機モータどころかUFOのエンジンも製作可能なのですが。