ふうちゃん本舗

のんびりおじさんの社会科見学

田舎に移住して年金暮らし、それなりの自覚も必要

2016-12-10 23:15:34 | 街を徘徊して


今まで都会暮らしをしていた人が、空気の良い田舎でのんびり自給自足生活でもと暮らし始めるものの、大半はその地域に馴染めず1年以内にまた都会へ戻って行くそうです。
九州に住んでいる者なら同じ九州のどんな辺ぴな町村に行こうが挫折することはないと思いますが、これが関東圏から田舎への移住となると強ち嘘ではないと思います。

都会暮らしと大きく違って来ることは何でしょう。
先ず、個人主義は許されません、地域作業とか集まりごとには必ず参加しないと信用を失います。
神事とか選挙には思想信条に関係なく従わなければなりません。
昔から引き継いできたことに都会の合理性を持ち込んではいけません。
公共の場では、まだ「女は下働き」という考え方が強いです。
それからプライバシーはいつのまにか筒抜けになっています。

考える良い例として敬老祝賀会の集まり。
来ている老人はここで生まれて、一緒に遊んでいた昔からの友だちです。
そしてそれを世話しているのがこれらの人によって育てられた子供、孫たちです。
このような地域共同体:ムラ社会が古い昔からありますから、今からその中に入って行くのは苦手な人には苦労が多いことになります。

こんなことを受け入れた上で2~3年間生活できれば信用され馴染めるでしょう。と、思います。
それでも地域に関わりたくなく田舎生活をしたかったら会社管理の別荘が良いそうです。