「夏も近づく八十八夜~♪」
一番茶摘みの季節になりました。
ところで日本のお茶の生産量は静岡茶と宇治茶でほとんどを占めています。
しかし肝心の京都「宇治」地方ですが、都市化が進んでいて茶畑など全くありません。
全国に出荷できるだけの量をどこで生産しているのでしょうか。不思議。
そこで社団法人京都府茶業会議所で決めた「宇治茶」の定義が面白いです。
「宇治茶とは京都・奈良・滋賀・三重の四府県産茶で、京都府内業者が府内で仕上げ加工したもの。
宇治茶ブレンドは宇治茶を50%以上使用し、混ぜるお茶の産地は問わない。」
宇治とは丸反対方向の県境にある福知山市で加工しても宇治茶、
日本海側の舞鶴市で加工しても宇治茶、
これだったら宇治茶はどこでも作れますね。納得。