息も絶え絶え~大学末期編~

期末ではなく、末期です。

合宿記 ~吉野家リスペクトに寄せて~

2005-08-10 | ぶろぐ
長期休みになると聞く「郵便配達のバイト」・・・毎回のように「仕事が早く終わっちゃうんだけどさ~、上の人が『ノンビリしてろ』って言うもんだから、毎日1時間分(800円くらい<高い)タダ儲けなんだよね~(笑)」って話を耳にするので郵政民営化してこういうクズは切り捨てれば良いと思う(楽さ加減に嫉妬)
今日は、管理人@時給が40円違うという事は40時間働くと1600円も差が出るのかぁ です。
そんな身分制度ピラミッドでは最下層をひた走るこの貧乏学生は今日、どういったノリなのかは最早忘れましたが850円もするうどんを食べてきましたよ!小麦粉のくせに肉(<牛丼)3回分とか有り得ない。

さて。
卒研の担当教員から1週間以上メールが帰って来ないので「やべー見捨てられたorz」と手首を切り刻み兼ねない状態に陥っていた訳ですが、先ほど「そういえば8月アタマは海外旅行とか言ってたな」という事を思い出したのでかなりホッとしております。
だー、しかしながら僕の進行状況がヤバイ事に変わりは無いのでやっぱり手首は切り刻み兼ねない訳です。嘘。うどんが美味かったのでもう少し頑張る。

さてさて。
本日はインドネシアに続いて中3日にて繰り出してきた合宿の方を少し振り返ってみたいと思います。
4泊5日という期間ではあったのですが、インドネシアとは違い1発で終わらせようかと思います。例によって長いですが画像を多く挿して行こうと思うのでよろしくお願いします。

・・・あー、いつも通り「初日、2日目・・・」と分けていこうと思ったのですがそうするとどうしようもなく長くなる雰囲気なので、サックリ行きます。本当に画像メインで。


初日に6時前の電車に乗り込んで、新宿で荷物抱えながら迷って(新宿で迷子は恒例行事)(どないやねん)、上高地に着いたら着いたでいきなり4時間半くらい歩いてゲンナリしたとは言っても、何だかんだで綺麗な景色は僕らを待っていた訳で。









二日目には「槍ヶ岳」、以前スマスマの罰ゲームで誰か二人がアルプス1万尺を踊ってた場所、に泊まったんですが。高度は3000m超、日本で5番目に高いトコです。という事は、荷物もヘリで空輸されてくるんですが、丁度その空輸ラッシュの時間に小屋に着きまして。





ヘリ、すっげぇ格好良いのですが。
画像はわかりにくいかもしれませんが、歓声を上げて手を振る僕らにパイロットの人が静止状態で手を振った後、一気に角度を変えて(腹が見えてますね)下降していく様子です。あんなヘリの機動は映画でしか見れないもんだと思ってました。ヘリは地味な乗り物なんだと思ってました。大泉さんはリバースしたけど。

この日は一気に1350m登ったので富士山の時のような高山病にビクビクしたんですが、リポD飲んだら全然大丈夫でした。(ビンごと持ってったらバカ呼ばわりされました。)


槍までは去年も同じ時期に行っているのですが、台風の直撃を食らうというパルプンテにより3日目以降に予定されていた危険コースは迂回した事があったのです。危険コースは昔「スーパーテレビ」の山岳救助隊特集を観てたら遺体の回収に向かっていたようなトコなので。
でも今回は晴れだったので、嬉しいような、ガッカリするようなそんな気分でいざ戦場に。
最初のうちは、とても爽快な道を歩き、素晴らしい景色を眺め、心地よい風を受けながらサクサク歩き進みました。









壮大な崖だなぁ!人間が大きくなった気がしましたよ!!



でもコレが進路だという事を先生から聞かされた瞬間に「ヤダ」「帰る」と途端に人間小さくなりました。(どーん)








差し掛かったところで一枚。
断っておきますが、コレは普通に「道」を真上から撮ったものです。角度をつけたりはしてません。普通におしっこチビりそうになりました。下がねぇんだもの。

「これは死ぬやないけぇっ!!」とどう言う訳かみんなテンションがおかしくなってヘラヘラ笑いながら関西弁でツッコミながら道を抜け、まぁ、死なずに帰って来たんですが。
この後も30分くらい鎖を頼りに、時には両腕に全体重を掛けて歩くという拷問が続いたりしたのですが、うん、アレはキツカッタ。ごめんなさい、その時の写真は余裕という余裕を失っていたので撮ってません。


とにかくキッツイ行程をクリアすると、当然のようにスンバラシイ景色が僕らを待ってましたとさチャンチャン。







4日目はこれまたサックリと下り一泊。

最終日は早起きして全速力で上高地に向かいました。そして温泉目指してダッシュ。物凄い勢いで身体を洗いまくった後に入浴。
サッパリした後は、前々から先生が強くプッシュしていたビーフシチューを緊張しながら食べに向かう。何で緊張したのかというと値段が3500円したからです。同じ肉なのに吉野家13回分とか有り得ない。
ホテルに入ったのですが、僕は「いくらホテルったって、カッパ橋の近くでしょー?」とかナメ腐ってビーチサンダルで行ったのですが、髪の毛がピシャッとした人に怪訝そうに出迎えられて、フワフワの絨毯とか歩いて、席とか引いてもらったりなんかして、皿の上にはカブトっぽくなった布巾が。

ビーサンとか場違いでマジゴメソ。

そう土下座したくなる衝動を抑えながら、注文とかを終えて、運ばれてくる皿を見ると・・・
本当に肉に茶色いソースが掛かってるだけの、モノホンのビーフシチューが。

不肖ヨル、今までのビーフシチュー像と言えば「辛くないカレー」だったもので、危うく「おいコレ肉だけじゃねーか」とツッコミかけた。ごめん嘘。そんな余裕などない。どうやって目の前の肉塊を食べようか悩んだ。悩んでいると周りの人たちがシチュー相手にナイフとフォークという食事界における最終兵器を取り出して挑んでいたので「あぁスプーン使わねぇのか」とミヨウミマネで臨んだら、恐ろしく肉が柔らかくてビックリしました。でも味はよく覚えてない。何故ならバーミヤンの10倍くらいの回数で髪の毛をピシャっと整えた人が一口しか飲んでないグラスに水を補充しにやって来たので緊張して味とかよく覚えてない。多分、美味かったです。(どどーん)

お店を出た時に思ったのは「あぁ僕はやっぱり真奈美さんのシチューが一番だなぁ!」という事です。以上。というかインドネシア&この合宿のせいでミラクルタイプのスペシャルを2度も見逃したのですがどうしてくれましょうか。


終盤明らかに「合宿記」ではなく「ビーフシチューの感想」になってますが気にしない事にします。


では!



ホント今回の合宿での成長はカレーっぽくないビーフシチューを食べたという事に尽きます。