カラオケ店にて

こんばんは、ニッチャメンです。

今日は長野の志賀高原で仕事でした。
スノボやったり、露天風呂に入ったり、豪華ディナー食べたりで
いい仕事でした。

帰り新幹線が上野に着くかな？ぐらいの時に、藤島親方から
電話が来ました。

「錦糸町で飯食ってるんで来て下さいよ」

超グッドタイミング。
これが仕事終わりが早くても遅くてもズレてしまってた訳で、
上野を過ぎて東京まで乗っててたら、秋葉原に戻りーのやったし
さらにまだ大宮ですパターンなら遅くなりすぎるしやったから
グッドタイミングでした。

錦糸町には元安芸乃州関の今田さんがやってらっしゃる焼肉屋さん
『安芸の膳』と言うお店があるんです。
そこはめちゃめちゃうまい。マジで。
そこに集合でした。
行くと僕も知ってる親方のお友達も２人来てました。
遅れて行った俺も一通り食べさせてもらい、今田さんも含め
みんなでカラオケへ。

そこでの話。

受付を親方のお友達がしてくれてる時、イスに座って待ってました。
日曜の深夜なのに結構混んでました。
すると一人の女の人が僕に気づいてくれたんです。

「あーＸ－ＧＵＮさんですよね？」

俺は「はい」と答えました。
現時点の名前は間違ってますが、Ｘ－ＧＵＮに変わりはないので
即答で「はい」と言いました。
すると

「お笑い大好きでよく見るんです」

こういう時どうにも恥ずかしくて小声で「ありがとうございます」と言いました。
すると

「この辺に住んでるんですか？」

と聞かれたので「違うんです、みんなでご飯食べてて」と言いました。
すると

「本当にお笑い大好きなんです」

と言ってくれたので、同じく「ありがとうございます」と言いました。
この間で計３分ぐらい経ってました。
すると

「今度一緒に呑みましょうよ」

と言ったので「あー機会があったら」と言いました。
親方のお友達もボキャブラ世代の女の人が居たので、その女の人に
「ボキャブラ世代ですか？」質問しました。
すると

「はい、ボキャブラ世代です。よく見てました」

と言ってくれたので、また同じく「ありがとうございます」と言いました。
同じようなやり取りが数回あって、この時点で計５分弱。
すると

「電話番号教えて下さいよ」

と言ってきたんです。
なので、もちろん

「それは教えられないですね、電話番号とかは」

と言いました。

現にちょっと「なんで教えなあかんねん」と言う気持ちがあったので
顔は笑ってるつもりでしたが、引きつって目が笑ってなかったような
気がします。多分。

その時すでに受付が終了してたので、もう行った方がいいと思い
立ってエレベーターの方に向かいました。

その時もこっちを見ていたので

「無理ですよ、本当に」

と言いました。

俺と親方とお友達２人で、今田さんがどなたかとお話ししてたので
先に上がりました。

後に解ったことですが、その今田さんと話をしてた人は
俺に電話番号を聞いてきた女の人のグループの一人だったみたいです。

遅れてきて上がってきた今田さんが、カラオケの部屋に入ってくるなり
俺に言いました。

「さっきの子、『Ｘ－ＧＵＮ超感じ悪い』って言ってたよ」



会って５分足らずの人に電話番号を教えない事が『感じ悪い』事なら
俺はこの先、一生感じの悪い人でいいと思ってます。