思考の踏み込み

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カスクドールでカルボナーラ。

2014-09-05 07:34:54 | グルメ
過日、お盆で帰省したお土産をカスクドールのマスターに渡す為に久々に訪店。

マタタビの実?根?よくわからないが、マタタビの漬物と、アンニンゴという薄墨桜の芽の漬物をちょっと珍しいのでお土産にしてみた。

残念ながらバイクで行ったので、お酒は飲めないが少し小腹が減っている。

何かパスタでもあれば食べたい、と言ってみると、ちょっと待ってて。

と言って軽くカルボナーラを作って頂いた。



もともとマスターの伊藤さんはシェフとしてのポテンシャルが極めて高い。
ひいき目なしでみても、例えば中途半端にテレビに出てもてはやされている料理人程度では敵うまい。

カスクドールももうすぐ一周年を迎えるが、料理という分野の実力はまだほとんど認知されていない。

お一人で営業されているから止むを得ないのだが、口開けの時間帯や、深夜のお店が静かな時、もしくは前持って予約しておけばかなりの部分で高い要求に応えて貰えるハズである。

パスタを食べながら、ふとカウンターに置いてあるカルヴァドスの陶器瓶に目が行く。1950年代のブラー。これは次きたら是非飲みたい!


まあ食事に関してご興味のある方は直接マスターにお聞きしてみるといい。
なにしろ生半可なイタリアンに行くくらいなら、カスクドールでパスタを食べた方が遥かに美味しい。

この日のカルボナーラもミルク、生クリームは一切使わない本場のスタイル。
パンチェッタもイタリア産の本物。

ソースは濃厚なのに、カルボナーラにありがちな重々しさがない。むしろ爽やかで、塩加減がパンチェッタの塩分と完璧に計算されて調和していて見事というしかない。

チーズの質をあげればもっと美味しくなるけどね、とはマスター談。
いやいや十分に美味しいんですけど。酒なし食事だけでサクッと寄る、これはアリかも。そう思った日でした。


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