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生きていた少年 凛とチア。 第17回「家庭訪問」 感想(ヤングジャンプ2017年49号)

2017-11-03 | 山田シロ彦
                             
                            嬉しいです!(笑顔)。












今週は何といってもラストに尽きるでしょう
単純なラブコメ回・・・と見せかけて、
実は普通に生きていて活動を続けていた修斗の姿が・・・!!





修ちゃん、きれいになってたな・・・。
なんて、結婚式の感想みたいな言葉が思わず出ちゃったんですが(笑
別に野垂れ死んでる、なんて想像してたわけじゃないんだけど、
今まであまりにも出なさ過ぎたんで心配な所はありました
正直、良かったな。というか、
元気で良かったなあ。というか・・・
いや、現状を顧みるとご覧の通り母親との確執/因縁みたいなものは今でも根強く続いているし
決して幸福なバックボーンの元で活動しているわけでは全然ないんですけど、
それでも一つ彼の夢を叶えたんだな。。って、
それ自体にまず目頭が熱くなってしまいました。
願わくば、最終的には彼の心からの笑顔が見れると嬉しいんですが・・・この先どうなるんだろうか。
たまちゃんは気付くだろうし、気付かなくても他の人が気付く可能性もあるし、そしたら凜ちゃんは・・・?
色々と想像が膨らむ展開で、来週以降の凜チアを読むのが物凄い楽しみになった第17回でしたね。


凛ちゃんは、
きっと今でも辛さを抱えている。
また「あの頃」と同じように“みんなで”笑える時を待っている節も(恐らく)あるんだと思う
だけど、母親はそんな願望とは裏腹に「あの子みたいにならずに済んで」というキツい言葉を発している。。
その時の凜ちゃんの虚無感が混ざった表情が色々と生々しくて良かった、、、んですけど、
母親も母親で真っ当に女の子を好きになって・・・というか、
男性趣味ではない息子を見て心から安心する節があったり
それもまた100%理解不能ではないので、結構複雑な環境っていうか状況を迎えているなあ・・・と。
やっぱり母親としては誰か好きな女の子を見つけて真っ当に結婚して子供を授かって欲しい、、、という
普遍的な願いがあるのかもしれません
それを修ちゃんは果たすことが出来なかった
だからこそ、凜ちゃんの「そういうこと」に対して異様に気にかけている節があるんでしょう
それもまたドラマだし、リアルな感情ではあるんですよね。あの母親の表情を見てしまったら、
あんまり悪役には出来ない切実さがあるなあ・・・と実直に感じてしまいました。
そういうトコもまたこの漫画は(凄まじく)巧いんですよね。

凜ちゃんの複雑な家庭の事情の一環を垣間見て、
アンニュイなムードになってしまうチア部のみんなのシリアスな相様もまた良かったです
自分たちに何が出来るのか、いや、むしろそんな気軽な気持ちで立ち入れない「何か」を感じて・・・
さり気に沙穂先輩も真央もかなり献身的な姿勢になっているのが(恋愛的な意味で)気になりましたね
色々な人の想いが感じられて、ただ単純ではない絡みあった思惑に満ちていて。。
そういう濃厚な心情が感じられる至高の第17回だったと思います
こういう回にこそシロ彦さんの真価が良く出ていて、
正に青年誌でしか表現出来ないセンシティブな話数に仕上がっていたかと。






そうそう、ラブコメ的にも良かったです
初めて男子の部屋を訪れて緊張気味のたまちゃんや沙穂先輩も最高でしたし、
何よりも一番可愛かったのは、そんなガールズ達の訪問に悶絶している凜ちゃんが一番可愛い。。っていう(笑
あまりにも読者をニヤニヤさせ過ぎだろっ!って思いつつ、冒頭の真央のブラチラもまた最高でした
本当にありがとうございました。ごちそうさまでした!(超笑顔)。















しかし、
沙穂先輩が意識してるのは分かってましたけど、
たまちゃんも若干意識してたとは。。いいぞもっとやれ
しかも真央も気にかけてるみたいなトコあるし・・・凜ちゃんモテモテじゃん(笑)。
個人的に千尋も大好きなんで千尋にも是非参戦して欲しいですね
あっ、でも、千尋は沙穂先輩LOVEっぽいですけど笑
それはそれで良し←


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