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最後の希望。/セメルパルス 第九話「ミュール」 感想(コミック百合姫2020年12月号)

2020-10-25 | 荻野純







基本的に、
ずっと一人倒すたび誰かが~って流れが続いてたので、
ここに来て「向こう側の世界に行ってすべてを終わらせて来る。」という流れは、
物凄く合理的というか、ある意味これしか方法ないだろうなあ。という流れで得心がいきますね
そうすれば、皆が救われる~という程・・・単純ではないんでしょうが、
苦しみ続ける事からは逃れられる、、、とは思います。
命乃も、
自責の念からか、
それとも、
自分にはその資格が無いと踏んでるからか、
友達に会わない生活を自ら選んではいますけど、
いずれは何らかの形で幸福になって欲しいなあ。。とは思いますね
その時にはすべてを告白しなければ、命乃の性格的には無理なんでしょうけど。

ただ、
そんな生真面目なトコも命乃らしいと言えばらしくて良かったですけどね。
それと同時に友達もまた寂しそうな表情してましたけど、
逆に言えば彼女には命乃しか友達がいなくなっちゃった(のかな?)、
それを考えると、いずれは仲直り、、、というか、また仲良くなって欲しい。とも思う。
だって、命乃が故意で生命を奪った訳ではないのだから・・・。







ただ、
ここに来て物語に「希望」が見えて来たのは大きかったですね
目標というか、カタルシスが生まれるであろう到達地点が示された事で、
いよいよキャラクターの応援もしやすくなるというか、
今までは絶望が主だったので(笑
百合シーンもたっぷりと出てきましたし、
先月とはうって変わってちょっとだけ光が見えて来た・・・のがいち読者としては嬉しかった
すべての希望は命乃に託されてる感じがガンマのミカちゃんを彷彿とさせますが、
戦力は整って来た・・・ので、みんなの力を合わせて「結実」に向かって欲しい。
そして、
命乃と様子は是非結ばれて欲しいですね・・・笑
まだまだドラマがありそうなんで、その辺にも期待です!


(・・・もしかして、同族対決とかあったり??)



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