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MOMO-the blood taker- #002「まだ生きていたい?」 感想(ヤングジャンプ2019年10号)

2019-02-07 | MOMO
                            
                            吹き飛ぶ腕。









前回、
初っ端からラスボスを追い詰めたが、
全ては彼の手の平の上・・・だったらしい
両腕をもがれ、対抗手段はなく、ただただ死んでいく主人公。。の様はとっても絶望感があって良かったです。

恐らく、彼らは不死ゆえにこういった「余興」を愉しんでるんでしょうね
絶望に満ちた人間の表情と悔恨を味わいながら血を食らう・・・
悪趣味ですがそれが吸血鬼ってやつなんでしょう
死んだ人間に血を与えて、
それが出来損ないの吸血鬼もどきになってしまう
その出来損ないを倒して勘違いさせて最後に圧倒的な絶望を与えて屠る・・・
正直、年月が掛かった分、与えるショックも大きいだろうなあ。と思うと良い演出だったなあ、と。


しかし、
小悪党ではなく、
本物の悪党だったので、
その意味では胸糞というよりも純粋に恐怖のが勝る印象で
その辺も読んでて好きだなあ。って思いました
憎むべき仇・・・
その圧倒的な力に屈して死にゆく姿はある種儚い美しさがありました。







ただ、
ここで終わっちゃ初回にこの子が出て来た意味がない
まさか、ここで伏線が回収されるとは思いませんでしたが、
そのあまりの作画の美しさも相俟って純粋に「格好良い!」と興奮してしまいました
見た目、そして、そのラスボスに向ける目つきからして“正義の吸血鬼”なのか?って思いましたが・・・
兎角、御子神さんは間一髪で死亡は免れた訳なんですよね。







「まだ生きていたい?」
改めて問われると、ちょっと考えてしまうセリフですが、
やっぱり御子神さんには「復讐」という強い未練があって、
その為に彼は生きることを選択
その結果が・・・
モロイへの進化、つまりは吸血鬼もどきになる。というものでした

ええと、
2話でもこの女の子(モモ?)の名前も正体も明かされなかったし、
色々な意味で謎だらけなんですが、
正直最後まで足掻き続けた御子神さんは格好良かったと思う
演出は物凄く良くてキャラも良いんですが、まだまだプロローグ・・・という印象なので
現段階でも面白いんですが、より面白くなっていくのは多分これからでしょう

人間ではなくなったら、どんな弊害が生まれるのか、
そして、あの女の子とはどういう関係になっていくのか・・・
非常に気になります
個人的には、ちょっと恋愛要素もあると嬉しいなあ~と思いつつ(笑
次週の「MOMO」もまた楽しみです。アンケも出して応援!








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