座り込んで考えた答えに
心動かなくて
歩いてたら溢れてた言葉が
しゃくに触るほどスパーンと来た
なんというか、「ああ、ダメなのかも。。」ってズブズブ考え込んで絶望的な気分に陥ってしまうよりも、
一度頭をリセットして冷静に考えて、その上で出直す方が全然良いんじゃないか、、、って気持ちになる時もあります
この曲で描かれてるのは正にそういう事でもあるんじゃないか、と思うんですよね
どんどんどんどん深刻に、ネガティブな思いに浸るのはある意味とっても「楽」で「気持ちの良い」行為でもあります
だけど、そう考え込んでいる時は思考が一点に集中し過ぎで多角的な判断がまったく働いてないパターンの方が多いです
夜は時間もたっぷりあるし、研ぎ澄まされた時間という条件の上でついつい最悪の考えに至ってしまいがちですけど、
一度寝て起きて、リフレッシュして、むしろ朝を楽しみに待つくらいがちょうどいいんじゃないか、、、という事をこの曲は歌ってるんですね。
実際、夜はもうこのまま死にたい気分だったのに、
朝になったら「ああ、うん・・・。」って気分になってる事も多いです
つまり、ある意味その時々によって自分の思考に振り回されてるだけなんですよね
でも、時間を置いて、何も考えない時間を作る事によって、考え過ぎだった時間よりも
むしろ「おっ、これいいんじゃない?」って考えが閃いたり冷静な気分になれたりする事も多いです
だから、敢えてネガティブをポジティブにしようとする必要性なんてなくて・・・。
そこは、別にそのままでいいじゃん。って思うんですよね
無理矢理前向きに考え方を変えるよりも、
それはそのままで、
後から自然と違う角度から見れるようになることもあるし、つまりはさっさと寝ちゃったりした方が良いんですよ(笑
そういう事だと俺は思うんですよね、この曲で表現されてる事っていうのはね。
心と体は密接に繋がっている。
疲れ切った、しんどくなってる身体で何を考えてもダメ
それよりは、しゃんとした身体でスッキリとした頭で、
もう一度始めから考え直したり、
健全な状態からリスタートする事だって大切なのだ。
つまり、今見えているものだけがすべてじゃないんですよね。
ズブズブと考え続けて終わらないコンティニューを続けるよりも、
一度電源を切って、休めて、リセットして、そこから再起動して挑戦しよう!っていう・・・
そういう事をこの曲を聴いてるとしみじみと思います
健全な答えは、
健全なフィジカルから生まれる。
「心に光は射しているか?」と何度も問いかける、
そんな歌声にも胸を熱くさせられる大好きな一曲です。
ハイテンポでもスローテンポでもない独特のカラッとしたリズムも癖になる、
その上でユニークな歌詞も光っている後期フォズトーンの名曲の一つ、、、だと思います
「時間はない」とは言うけれど、その「時間の無さ」に終われて答えを急ぎ急ぎやってたら益々取り返しのつかない状況になってしまう。
そうやってズブズブ夜にハマっていく前に、一度時間を置いて、自分をリセット出来る朝にもう一度答えを見つめ直してみよう。
そういう明確な意志のこもった楽曲で、今の自分には必要な楽曲のひとつ、、、と記述しても大げさではありません。