サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

川本真琴/寺尾紗穂「JUST RIGHT!! vol.17」@青山 月見ル君想フ 24.9.3

2024-09-28 | LIVE













今月の3日、川本真琴と寺尾紗穂のツーマンライブを青山で観ました。












この日は、
忘れもしない地元市原の駅前付近が冠水した日で
駅の駐輪場が海みたいになってた影響で
取り敢えず近くのスーパーの駐車場に自転車置いて仕事行った日だったんだ。
ライブに行く前に
それが気になる。って事で
わざわざ地元に戻ってまた東京に行って…って言う中々に面倒臭い工程を経て辿り着いたライブでした。
 そして、
このハコも初めてでした
そもそも青山でライブ観たのも初めてかなぁ・・・
とてもお洒落な雰囲気の街のお洒落なハコで非常に良かったです。
今年で20周年の節目みたいでしたが、そんな時に参れたのも良き!ですね。










寺尾紗穂

初めて観た。
寺尾紗穂自体は、
以前池袋の中古レコード店に行った時に
たまたまCDを見かけた程度で 
詳しいという訳ではない。
音楽は自分なりに好きなつもりだけど、
知識に関してはまだまだまだまだなのを感じざるを得ない今日この頃ですね。。

ライブは、とても良かった。
このハコ、
ステージのバックに大きな月があって
それがとてもムード満点なのと色もちょいちょい変化したりと
それ含めて凄く良かったですね…
深みのある声と、
張り詰めたピアノの演奏
歌詞の内容も
仲違いした姉弟の死別の話だったり
人を轢いた人間の心理だったり・・・とユニークで面白かった
聴いてて惹き込まれた。
 でも、
その中でキャッチーなラブソング?もあったりと
バランス感覚もとても秀逸でした
NHKで曲が使用されてたりするみたいで、
その辺も今後注視しようかな〜とか。
素晴らしいステージでした。

スタンディングでワーワーするのも大好きですけど、
椅子ありでじっくり音楽に浸るのも大好きですね






川本真琴

1.新曲
2.アロエ
3.灯台
4.develop
5.アイラブユー
6.universe
7.願いが変わるまでに
8.ウグイスー
9.MOTHER

10.April locking down (with寺尾紗穂)
11.楕円の夢(with寺尾紗穂)






この日はバンド編成ではなく、
バイオリン&ビエラ&チェロの石井さん
コントラバスの米光さんという方との三人編成での
クラシックスタイル?でのライブでした。
なので、
必然的にオーガニックなセトリになっていました。

一曲目は、
モロッコヨーグル?みたいな歌詞が出てくる素朴な曲でした
ちなみに、ライブ前に曲目とかが載ってるスタンドを倒しちゃってて面白かった笑
そこから、
包み込む様な「ハロー」の歌詞に癒された「アロエ」
そして軽快で陽気なエッセンスの「灯台」と良い具合にライブは進行してゆきました。

一転して、
川本真琴さんがソロでアコギで弾き語った「develop」という曲
ポロポロと鳴っているアコギのサウンドや、
純真無垢なメロディがとても凛としていて良かった
この日は、
これまで生で聴いた事の無い曲目が多くて新鮮だった気がする。
 MCで、
川本さん「最近の私は元気が無かったです・・・う〜ん、まあ、いいか笑」みたいな、
中々に歯切れの悪いMCで、ある意味"らしい"ものでしたね笑

中央のグランドピアノに腰掛け、
限りなく優しい歌声で披露された名曲「アイラブユー」
これがとっても素晴らしかった。。
ハコの雰囲気もあり、
正直かなりウットリしながら聴いてましたね…
そして、
この曲をライブで聴くのは通算3度目・・・と言う事で個人的に川本真琴のライブで
一番聴いてるのがこの曲だったりする。
この曲を聴いてると、
様々なものに対する愛が膨らむ感覚もあったりしてそれも大好きですね。
歌声も凛としていてとても良かった。


ライブも終盤、
「幻想を創造に」という歌詞がドラマチックでもあった「universe」
美メロが光っていた「願いが変わるまでに」
美しい裏声で滑らかなメロディを歌唱していた「ウグイスー」と続き、
最後は最新アルバムから「MOTHER」を披露して本編は終了でした。
この曲、
確かレコ発では聴けなかったので
ここで聴けて嬉しかったし、
この日一番ノリの良い雰囲気で楽しく聴かせてくれたのも良かった
「それは愛だよ」「オーロラの羽」等前向きになれる言葉が並んでいて、
それに触れるのも気分良かったしこの日の締めにも相応しかった様に想う。
全体的にシックなセトリに感じたけど、それでも管理人的にはピカピカの充足感を得た夜でした。

アンコールでは、
寺尾紗穂さんと一緒にそれぞれの楽曲を歌唱。
寺尾紗穂さんの歌声での「April locking down」はまた違った味があったなぁ
そんな彼女の「楕円の夢」では、
「月の光で踊りましょう」ってフレーズがあって
正に月見ル君想フのステージにはピッタリな曲だなぁ〜と
そんな事を想いながら観ていたラストでした。
ありがとうございました!!















オマケ


ドリンクチケット+100円でソーダフロート
ここも中々に個性的なハコでしたね…
繰り返しになりますが、
このハコには今まで縁がなかったけど
20周年のタイミングで初来訪出来たのはとても有意義な事でした。
そして、
自然の猛威を感じた1日でもあったので、
こういうクラシックな内容のライブがとても沁みた夜でもあったのでした。