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民主党の野田らに脱税企業が献金

2011-06-13 15:44:27 | ニュース
野田佳彦財務相が代表を務める政党支部「民主党千葉県第4区総支部」に、平成15、17年の2年間で計50万円の企業献金をしていたソフトウェア会社の男性社長が、税務当局の強制調査(査察)を受けていた事が10日に判明した。
社長側は野田以外にも与野党の複数の国会議員側に資金提供しており、総額は1998年以降で、パーティー券の購入も含めると約500万円。
政治資金収支報告書によると、この会社やグループ会社の名義で98年以降、民主党2人、自民党5人の国会議員が代表を務める政党支部や政治団体に、企業献金やパーティー券の購入を通じて総額計488万円が渡っていた。

政治資金収支報告書等によると、社長のソフトウェア会社は、野田が代表を務める「民主党千葉県第4区総支部」に、15年に20万円、17年に30万円の計50万円の企業献金をしていた。
15年に5万円を超える献金をした「法人やその他の団体」は2つだけで、ソフトウェア会社が野田側にとって、大口の寄付者だった様だ。
野田の事務所は「過去3年分の収支報告書しか保管していない為、確認出来ないが、総選挙の年なので陣中見舞いとして受け取ったと思われる」と言う。
野田はこの会社の社長と面識があり、年に2回ほど食事をするらしい。

民主党では、仙谷由人官房副長官が代表の「21世紀改革研究会」が、05年に30万円分のパーティー券を販売。
仙谷の事務所は「パーティーの前に知人を介して紹介された会社。指摘を受けて驚いている」とコメントした。
ソフトウェア会社の関係者によると、社長は実質的に支配する関連会社を使い、取引先に社員寮の建設費を水増し発注する等して数億円の所得を隠し、法人税約1億円を免れた疑いが持たれている。
水増し分の資金は還流させ、知人女性の生活費等に充当、社員寮は約10年前から次々と建設されており、同様の方法で継続的に資金を捻出していた模様。

野田を巡っては3月、関連政治団体が19年に開いた政治資金パーティーの際、法人税法違反事件で約3億4000万円を脱税したとして、有罪判決を受けたの男性(競馬の予想屋)の関係企業から、パーティー券計80万円分を購入して貰う形で資金提供を受けていた事が判明している。
野田は発覚直後の衆院財務金融委員会で、「脱税した様な法人や個人であるなら、今の職責上適切では無いと思う」と述べ、返金する意向を示していた。

有罪判決を受けた男性(競馬の予想屋)は、民主党本部のパーティー券390万円分、前原誠司前外相のパーティー券50万円分を購入。
蓮舫行政刷新担当相が代表の政党支部にも120万円を寄付する等の資金提供をしていた。
野田と言えば、最近ではポスト菅として名前が挙がる等、注目されているのだが、その様な時期に献金云々とかの話題が出て来るのは、何なんなだろうね(笑)。
まぁ、あれだ。競馬の予想屋からの献金に付いては下記の関連エントリを参照して下され。では。

脱税企業が民主党のパー券を購入
みんなの党の渡辺代表も脱税献金

【ネッタイムス・東坊京門・作】