ロシア日記

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ロシア語留学

2017年06月04日 | 日記

 もっぱら自分のために書いてるこのブログですが、ちょっとは世間のためにも役立てようと思いロシア語留学の仕方について説明しようと思います。英語などと比べてロシア語はどうやって留学すればいいのか迷う方もたくさんいると思います。

大まかな概要と私の経験と感じたことも書いていきます。

まず、方法は2つあり、旅行会社を通すのとまったく機関を通さず全部一人で行う方法です。

① 旅行会社経由
ロシア専門のJICという旅行会社があります。
http://www.jic-web.co.jp/index.html

 こちらがロシア語留学も扱っています。JTBなどの一般的な旅行会社はロシアのビザ取得方法もわかっていなかったりするので、ロシア・旧ソ連国へ行きたい場合はよく事情に精通した専門の旅行会社が断然お勧めです。

 語学学校と個人の仲介に入ってくれるので安心です。見積書も全部出してビザ申請手続きもしてくれます。
ロシアの事情にあまり精通していない方はこちらの方法をお勧めします。そうじゃないと語学学校自体、懇切丁寧に次の指示を出してくれるというわけではないので、受け身姿勢だと手続きが一向に進まない場合もあります。ロシアに何年か住むとある程度勘のようなものも働いて次になんかあるなと直感して自分から質問したり動いたりして事がうまく行くということが多々あります。
一度、初期のビザ手続きの際にその日たまたま事務所に手続きに行ったら九死に一生を得るぐらいの感じのことが起きました。あと一日遅れたら大変なことになっていたと言われたのですが、そもそもその日に来いとも指示されずに、偶然に自分で動いた結果でした。そんなに大変なことになるのなら来る日を指示してくれと思ったのですが、そういうのは言っても無駄なので自分の幸運に胸をなでおろすだけです。


② 個人手続き方法(以下の二つの語学学校はサンクトペテルブルグに位置しています)

私は下記のRussian Language and Culture Institute(サンクトペテルブルグ大学)に留学しました。この内容を書いていこうと思います。

下記のメアドに直接メールを送る。英語で大丈夫です。

1、Russian Language and Culture Institute(サンクトペテルブルグ大学)

St.Petersburg State University
11 naberezhnaya Leitenanta Shmidta, office 307 (3rd floor)
199034 St.Petersburg, Russia
Tel.: +7 (812) 327-79-55
Fax: +7 (812) 327-79-88
E-mail:
info@rlci.spbu.ru
Internet: http://www.russian4foreigners.spbu.ru
Meet us at Facebook: http://www.facebook.com/RussianLanguageandCultureInstitute

 国立なので仕事もお役所的な具合で返信はだいたい2,3日後です。2017年時点で一年間まで有効のビザがおります。ビザ取得は、大学に申しんで承諾返事が来てそれから1か月半ぐらいかかります。その間、学校から進捗情報などは自分から問い合わせない限り一切来ません。
空白も含め全パスポート50ページ分ぐらいをコピーして提出する必要がありました。3,000ルーブル(6000円。高い…)払えばこのめんどくさい手続きをしてもらえると聞きました。ちなみにロシア語検定試験も500ドル払えばもらえるとも聞きました。賄賂文化です。

 学費は、4週間35820ルーブル(約7万円、2017年6月時点)
ぼったくられるかなと非常に警戒していたのですが大丈夫でした。おかしいのがカードが使えず現金一括払いです。

 授業は、週5日、一日2コマ3時間、午前、午後の部があります。レベルに寄って振り分けられます。一クラス約10人前後です。クラスはレベルによってかなりフレキシブルに移動できます。

2、Derzhavin Institute (デルジャービン・インスティトゥート)
http://www.derzhavin.com/en/
lingv@derzhavin.com

 民間なので、対応が早いし丁寧です
ただし、民間語学学校は現時点(2017年6月)で3か月のビザしか発行されません。そのため一時帰国してビザを取得し直すことが必要だと言われました。この規定はロシア政府の意向により年と場所に寄って変わったりするので注意が必要です。これが理由で私は上のサンクトペテルブルグ大学付属の語学学校へ行くことに決めました。

 先生が授業の合間にしてくださったソ連時代、外国の情報が載っている発刊禁止の雑誌を隠れて読んでた、危険だから一夜で読み終わらなきゃいけなかったという話が記憶に残りました。


写真は、夏の庭園。

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