ロシア日記

~ペルミより愛を込めて~
日本語教師と雪のダローガと足跡

~サンクトペテルブルグ~
雪の上の足跡

ペルミの目抜き通りへ

2012年12月09日 | 日記
 今日は、ペルミに来て初のお休みの日です。本当は昨日の土曜日もお休みだったのですが、1週間の慣れない授業を終えたらぐったりして朝から昼まで、昼から晩までずーと眠ってしまったのです。
 次の日、同僚の日本語教師クセーニャ先生と生徒のオリガさんに町の中心街へ連れて行ってもらいました。だだっ広い雪の降り積もった地に、ポツンポツンと建物が建っているようなペルミの地です。中心街といってもあまり期待しなかったのですが、あれ意外、カムサマリスキー大通りを中央に、両脇にはレストランや映画館が何軒もあったりして思ったより大きいです。イタリア料理やアイリッシュ・パブ、日本料理店もあります。クセイニャ先生に、日本人が働いているのか尋ねると、従業員はすべてロシア人でペルミの町で日本人に会うことはないとのことです。『ツモ』というモスクワにもあるデパートもあります。試しに中へ入ってみると、売られているものは、モコモコのあの例の毛皮、1万円くらいのものから7万円ぐらいまで、もしかしたらもっと高いのもあったかもしれませんが、これはもうロシア独特というしかなく、妙に感慨深かったです。クセイニャ先生いわく、普通の店に比べて、デパートは少し高いとのことです。モスクワへ行った時も、同じ『ツモ』のデパートがなんとも腰を抜かすほどの値段でこんなの誰が買うんだ!と驚いたことを覚えています。でもモスクワの『ツモ』はもっとおしゃれでいかにもデパートという感じがしましたが、さすがペルミは三階建てのイトーヨーカドーみたいです。
 ところで、マイナス16度(今はまだ—16)の世界は、やっぱり寒い。20分と外を歩いていられない、15分あるけばどこか室内の温かいお店へ入りたくなります。ということで私たちも外の寒さに耐えきれず、レストランへ入ることにしました。ロシアのレストランは、日本のように「商い中です」という感じではない。なんだかやってるのかやってないのかわからない、外から見ると、閉まっている感じなのです。
クセイニャ先生に連れられて入ったお店は、感じのいい西洋風のレストランでした。学校給食のロシア料理を食べ続けた私の舌は、慣れ親しんだ西洋の味を追い求めます。思わずボリューム満点のスペアリブを頼んでしまいました。飲み物は、クセイニャ先生とオリガさんおすすめのロシアの飲み物。ホットワインにコニャックをたしてオレンジを浮かべたもの。サングリアに似てるけど、コニャックというところがなんともロシア風でしょ。寒いから温かいもの(酒付き)が欲しくなるんですね。運ばれてきたお酒を前に「乾杯しないの?」と言うと、「これはお酒というよりジュースみたいなものでしょ。だから乾杯しないの」という答えが。さすがウォッカの国。女の人も飲める量が違うのかもと思いました。


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1 コメント

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Unknown (レイコフ)
2012-12-17 22:36:11
さや!写真も載せて!
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