レリーズタイムラグ

「元」デジカメブログ、今は興味あること全般、何でも節操なく書いてます。

薄くて軽い「飛び道具」 Panasonic LUMIX DMC-SZ7<3>

2012-10-07 02:04:30 | 寸評
新品買った嬉しさのあまり能書きだけで2ネタ引っ張ってしまいました。カメラですから一応画質に関することについても書いておきます。とはいえくどいようですが基本的にカメラ素人なので、あまり込み入った言及はできませんが・・・

まずお断りしとかないといけないのは、ボクは基本的に「超解像」を常にオンにして撮ってるということです。

実のところまだオフで撮ったことないんであくまで推測ですが、オンとオフでは仕上がりの印象ががらっと違うんじゃないかと思います。最近はルミックスに限らず「超解像技術」を実装した機種が増えてきてますが、大半の機種がデジタルズームとは別に「超解像ズーム」という概念を持ってて、要は超解像技術だけで補完が効く範囲での内部処理ズームは画質劣化が(ほとんど)ないと言い切ってることからしても、かなり踏み込んだ内部処理を掛けてることは容易に想像がつきます。(ボクはデジタルズーム自体は切ってますけど・・・)

基本的にはシャープネスの発展形と理解しています。一応 こちら を読んで勉強しました。ボクは元々シャープネスが設定できる機種ではもれなく目一杯プラスに設定して、巷のレビューでよく言われるところの「ちょっとカリカリ」ぐらいをちょうど良く感じる、いわゆる「見せかけのメリハリ」に騙されているタイプ。当然ながら超解像ウェルカムです。実際の画像を見た印象としては『これを万人に向けて「画質はすばらしい」とはとても言えないが、少なくともボクが騙されるには十分な仕上がり』・・・というところでしょうか。すばらしくキレイだと思っております。

購入前の興味のひとつ<新開発MOSセンサー>は思ったよりいいかもしれません。ルミックスにしては標準でもそこそこ落ち着いた発色、かといって懸念していた色褪せた感じもなく、もっとクセのある出方になると思いきや、いわゆるMOSっぽさはほとんど感じません。裏面照射型CMOSに対抗すべく満を持して出してきた素子だけに、かなり練りこんできたってことでしょうか。

発色で気になる点をひとつ挙げておくと、植物の緑の表現が結構ヘタというか引き出しが少ないというか、とかくそればっかり派手目に出る感じがあります。他の原色系はそこまでではないんですけどね。以前にちょっとだけ使ってた、割と最近のCCD機でも似たような印象はあったので、これはセンサーというよりはルミックス・ヴィーナスエンジンそのものの問題だとは思いますが。もっともこれは標準モードでの話なので、インテリジェントオートで被写体を細かく判定させればもっと違った結果になるのかも知れません。

とはいえ、全体的には当初の期待通りかそれ以上の出来栄えであり、現段階ではまずまず満足しております。こんだけ間を詰めて次々とネタ書いてる時点でもうお分かりいただいてるとは思いますが・・・



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