レリーズタイムラグ

「元」デジカメブログ、今は興味あること全般、何でも節操なく書いてます。

やれることはやる・・・Nikon COOLPIX L21

2011-02-20 19:01:24 | 寸評
前回はL21の非力さについて散々書き散らしましたが、もうひとつ、決定的に力の足りないところがあります。それはワイド端が狭いところ。今どき41mmって・・・今ほど28mmデフォルトが浸透してなかった頃でも、37~38mmあたりの機種は「ワイド端がやや物足りない」なんてレビューでよく書かれていたのに・・・知らずに買った方はお気の毒としかいいようがない。ボクはご覧のとおり、お店で食べたものを撮る事がとても多いのですが、41mmで膳全体を撮ろうとすると軽く腰が浮きます。だからこのように一品毎に撮っているわけです。

しかし安いレンズで無理矢理ワイド端を広げて周辺が流れたり歪んだりするくらいならこれでいいとも思うし、逆に広角レンズを入れて価格が上がると位置付けがわかんなくなります。身の丈にあった仕様と言えるかもしれません。

というように何かと制約の多いL21ではありますが、その割に気に入って持ち歩いている理由は、ひとつは前述したとおり「小さい」ということもありますが、そもそも「写り」自体はそこそこ良い、というのがあります。発色のクセは少ないし、値段からしてもっと眠たい感じになるのかと思いきや、意外と切れとか立体感とか出ます。画質的にも、与えられた能力でやれることはやっているという感じがあって気に入ってます。スペックが豪華な割に写りに反映しない機種というのも少なからずありますから、逆にこういうの面白いです。


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