プログラマー兼テクニカルライターである石川直太 (いしかわ なおた) のブログです。哲学からゲームまで。
naota-blog
アーサー・ホーランドさん、誕生日おめでとう
今日、9月27日は、アーサー・ホーランド牧師の誕生日です。おめでとうございます。
先週の誕生パーティーでのアーサーさんのお話しは、
・仏教の四苦八苦
・金よりも大切なのは命
・喜怒哀楽を素直に表現しよう
・ネイティブアメリカンが自然をたたえる詩
などと、キリスト教の枠を越える教えでした。
先週の誕生パーティーでのアーサーさんのお話しは、
・仏教の四苦八苦
・金よりも大切なのは命
・喜怒哀楽を素直に表現しよう
・ネイティブアメリカンが自然をたたえる詩
などと、キリスト教の枠を越える教えでした。
![]() | 不良牧師!「アーサー・ホーランド」という生き方 文藝春秋 このアイテムの詳細を見る |
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
休日には仕事を離れて哲学
せっかくの休日なので、仕事を離れて、哲学書を読みます。
「ソフィーの世界」、聖書、仏典あたりを読もうかな。
私は、理工系の職業に就いているので、休日には、
哲学、芸術、宗教に親しみます。
逆に、聖職者や哲学者の皆様は、休日に何をしているのでしょう。
「ソフィーの世界」、聖書、仏典あたりを読もうかな。
私は、理工系の職業に就いているので、休日には、
哲学、芸術、宗教に親しみます。
逆に、聖職者や哲学者の皆様は、休日に何をしているのでしょう。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
明治学院の戦争責任・戦後責任の告白
明治学院の戦争責任・戦後責任の告白
http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/meijigakuinn.htm
明治学院のウェブサイトでリンク切れになっていたのですが、
グーグルで検索してコピーを見つけました。
特に、「戦後責任」について、考えさせられました。
http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/meijigakuinn.htm
明治学院のウェブサイトでリンク切れになっていたのですが、
グーグルで検索してコピーを見つけました。
特に、「戦後責任」について、考えさせられました。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
書籍、「ユダの福音書を追え」
本書は、「ユダの福音書」自身ではなく、古文書が発見されてから解読されるまでの
経緯を解説したノンフィクションです。
「事実は小説より奇なり」という格言の通り、ノンフィクションは小説より面白いです。
ただし、聖書の「正典」を読み、キリスト教の歴史を習っていないと、
どこが面白く歴史的発見なのか解らないかもしれません。
経緯を解説したノンフィクションです。
「事実は小説より奇なり」という格言の通り、ノンフィクションは小説より面白いです。
ただし、聖書の「正典」を読み、キリスト教の歴史を習っていないと、
どこが面白く歴史的発見なのか解らないかもしれません。
![]() | ユダの福音書を追え 日経ナショナル ジオグラフィック社/日経BP出版センター このアイテムの詳細を見る |
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
個性的な神主さん
今日は、1999年に亡くなった祖母の命日です。
葬儀でお世話になった神主さんは、東京電機大学で電磁気学を学んでいた時に、
神の存在を感じ、親戚を継いで神主になったそうです。
意気投合し、斎場の待合室で、宗教と哲学について議論しました。
その神主さんが紹介してくださった本です。
日本を研究する中国人が書いた本なので、
日本の文化を外側から観察するという視点でも興味深いです。
葬儀でお世話になった神主さんは、東京電機大学で電磁気学を学んでいた時に、
神の存在を感じ、親戚を継いで神主になったそうです。
意気投合し、斎場の待合室で、宗教と哲学について議論しました。
その神主さんが紹介してくださった本です。
日本を研究する中国人が書いた本なので、
日本の文化を外側から観察するという視点でも興味深いです。
![]() | 日本神道の現代的意義―中国における日本思想の研究〈1〉 農山漁村文化協会 このアイテムの詳細を見る |
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
日本キリスト教団の戦責告白
私は以前から人間を越える何らかの存在を信じていましたが、
宗教戦争と宗教裁判が嫌いで、宗教には懐疑的でした。
しかし、王子北教会の吉松茂牧師の著書、「在日韓国人政治犯と私」で、
日本キリスト教団の戦責告白を知り、それがきっかけで、
1994年のクリスマスに洗礼を受けました。
第二次大戦下における 日本基督教団の責任についての告白
http://www.kohara.ac/church/kyodan/schuldbekenntnis.html
明治学院の戦責告白で、「戦後責任」が取り上げられ、考えさせられましたが、
現在はリンク切れになっているようです。
「明治学院スピリッツ」のページに概要が書かれています。
http://www.meijigakuin.ac.jp/information/spirits.html
宗教戦争と宗教裁判が嫌いで、宗教には懐疑的でした。
しかし、王子北教会の吉松茂牧師の著書、「在日韓国人政治犯と私」で、
日本キリスト教団の戦責告白を知り、それがきっかけで、
1994年のクリスマスに洗礼を受けました。
第二次大戦下における 日本基督教団の責任についての告白
http://www.kohara.ac/church/kyodan/schuldbekenntnis.html
明治学院の戦責告白で、「戦後責任」が取り上げられ、考えさせられましたが、
現在はリンク切れになっているようです。
「明治学院スピリッツ」のページに概要が書かれています。
http://www.meijigakuin.ac.jp/information/spirits.html
コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )
宇宙開発の成果
asahi.com:この技術、宇宙育ち エアバッグ・耳式体温計…?-?ビジネス
宇宙開発ための技術を民生転用で日常生活に活かす例が紹介されています。
これらももちろん重要ですが、私にとって、宇宙開発の最大の成果は、
立花隆さんが書いた書籍「宇宙からの帰還」です。
理系の雑誌「ニュートン」等に掲載された写真を見て、
「星空に涙する」こともあります。
宇宙の美しさ、宇宙飛行士の体験に涙する時、
人間を越える何らかの存在を感じます。
宇宙開発ための技術を民生転用で日常生活に活かす例が紹介されています。
これらももちろん重要ですが、私にとって、宇宙開発の最大の成果は、
立花隆さんが書いた書籍「宇宙からの帰還」です。
理系の雑誌「ニュートン」等に掲載された写真を見て、
「星空に涙する」こともあります。
宇宙の美しさ、宇宙飛行士の体験に涙する時、
人間を越える何らかの存在を感じます。
![]() | 宇宙からの帰還 中央公論新社 このアイテムの詳細を見る |
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
「無始」と「積極的不可知論」
和尚さんによる「無始」の解説へのトラックバックです。
世界の始まりは、無い、あるいは解らないという、「無始(むし)」の考えは、「積極的不可知論」に通じるところがあり、共感します。
立花隆さんが書いた「宇宙からの帰還」の305ページで、宇宙飛行士のエド・ギブスン氏が、次のように語っています。
人間を超える何らかの存在を信じるが、それが、単数か複数か、男か女かどちらでもないか、自分には解らないし、解らなくてもかまわないというのが、私の積極的不可知論です。
世界の始まりは、無い、あるいは解らないという、「無始(むし)」の考えは、「積極的不可知論」に通じるところがあり、共感します。
立花隆さんが書いた「宇宙からの帰還」の305ページで、宇宙飛行士のエド・ギブスン氏が、次のように語っています。
--- すると、あなたの場合には、宗教を信じているというよりは、むしろ不可知論。
「そう、一種の不可知論ではある。しかし、そんなことはわからんと投げ出す不可知論ではなく、わからないのが正しいとする積極的不可知論だ。そして私は、この不可知論の中にほんとの宗教性があると思っている。なぜかはわからぬが、この我々の宇宙はとてつもなくよきものである。そういうものとして我々の前にある。それでよいではないか。そこから出発しようというのが、私の基本的な立場だ。」
人間を超える何らかの存在を信じるが、それが、単数か複数か、男か女かどちらでもないか、自分には解らないし、解らなくてもかまわないというのが、私の積極的不可知論です。
![]() | 宇宙からの帰還 中央公論新社 このアイテムの詳細を見る |
コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )
なぜ「人はパンのみによって生きるのではない」のか
空気、水、食料、医薬品、衣服、住居があれば、とりあえず人間は生きられます。
しかし、それだけでは、精神的に豊かな生活ではありません。
「パン」とは、生物としての人間が生きるための物質というのが、私の聖書解釈です。
英語の聖書を調べてみると、NKJVでは「shall not」、TEVでは「can not」と、
微妙に表現が異なります。
「生きるべきではない」のか「生きられない」のか。
ギリシア語の原典、さらにはイエス様のお言葉には、どのような意図があったのでしょうか。
逆に、なぜ、「人はパンのみによって生きるのではない」のか、
なぜ、哲学、芸術、宗教が存在するのかというのが、
私が持っている最大の哲学的問題です。
私の「愛国心」批判記事に今出川通信さんからトラックバックをいただいたので、
お礼を兼ねて、「人はパンのみによって生きるのではない」という記事に、
トラックバックさせていただきました。
これからも、精神的に豊かな生活と、平和のために、議論させてください。
しかし、それだけでは、精神的に豊かな生活ではありません。
「パン」とは、生物としての人間が生きるための物質というのが、私の聖書解釈です。
英語の聖書を調べてみると、NKJVでは「shall not」、TEVでは「can not」と、
微妙に表現が異なります。
「生きるべきではない」のか「生きられない」のか。
ギリシア語の原典、さらにはイエス様のお言葉には、どのような意図があったのでしょうか。
逆に、なぜ、「人はパンのみによって生きるのではない」のか、
なぜ、哲学、芸術、宗教が存在するのかというのが、
私が持っている最大の哲学的問題です。
私の「愛国心」批判記事に今出川通信さんからトラックバックをいただいたので、
お礼を兼ねて、「人はパンのみによって生きるのではない」という記事に、
トラックバックさせていただきました。
これからも、精神的に豊かな生活と、平和のために、議論させてください。
コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )
アーサー・ホーランド著、「不良牧師2」
泣いたり笑ったりしながら、読み終わったので、再度お勧めします。
ジョン・レノン氏の「イマジン」の歌詞を、次のように評価しています。
第一章で、いきなり感動して泣きました。
第二章では、物作りについて、次のように述べています。
私も、ソフトウェアという「もの」を作る職人なので、
はげしく同意し、感動して泣きました。
ジョン・レノン氏の「イマジン」の歌詞を、次のように評価しています。
宗教のない世界は素晴らしいじゃないか、と言っているのだが、
それは神はいなくてもいいと言っているのではないと、俺は思う。
神を敬うという本質を外し、いつしか外側や外見を重んじるようになって
しまったのが宗教で、そんなものはいらないと歌っているのでろう。
第一章で、いきなり感動して泣きました。
第二章では、物作りについて、次のように述べています。
俺はうなった。包丁づくりの名人は、包丁に息を吹き込み命あるものにしているのだ。
陶器の場合も同じで、その人がつくったということが必ず分かる。
つくり手のアイデンティティが作品に凝縮されているんだ。
欠陥マンションをつくった奴らとは大違いだ。
ものづくりの仕事においては、少なくともつくられたものの背後に、
それをつくった人の顔が見えなくてはならないと俺は思う。
私も、ソフトウェアという「もの」を作る職人なので、
はげしく同意し、感動して泣きました。
![]() | 不良牧師〈2〉鉄馬(アイアンホース)の旅 アイシーメディックス このアイテムの詳細を見る |
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
立花隆、「ぼくはこんな本を読んできた」
異常な食欲や性欲を持つ人間がいるように、異常な知識欲を持つ人間がいる。
私もそのひとりである。
という立花隆さんの言葉に、激しく同意しました。
それで思ったのですが、食欲と性欲がホルモンの影響を受けるように、
知識欲は何らかの物質の影響を受けるのでしょうか。
哲学的なことに興味を持たない人に、立花隆さんの血液を輸血して、試してみたいです。
私もそのひとりである。
という立花隆さんの言葉に、激しく同意しました。
それで思ったのですが、食欲と性欲がホルモンの影響を受けるように、
知識欲は何らかの物質の影響を受けるのでしょうか。
哲学的なことに興味を持たない人に、立花隆さんの血液を輸血して、試してみたいです。
![]() | ぼくはこんな本を読んできた―立花式読書論、読書術、書斎論 文藝春秋 このアイテムの詳細を見る |
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
不良牧師2
毎週金曜日の夜に、御茶ノ水クリチャンセンターで、
フライデーナイトという集まりがあります。
そこのメールマガジンで知ったのですが、アーサー・ホーランド牧師が、
「不良牧師」の続編を出しました。
まだ自分で読んでいないので、とりあえず書評抜きで紹介だけ。
不良牧師.comというウェブサイトもできて、
なんと「俺は宗教が嫌いだ。」確かに、ふつうの牧師ではありません。
フライデーナイトという集まりがあります。
そこのメールマガジンで知ったのですが、アーサー・ホーランド牧師が、
「不良牧師」の続編を出しました。
まだ自分で読んでいないので、とりあえず書評抜きで紹介だけ。
不良牧師.comというウェブサイトもできて、
なんと「俺は宗教が嫌いだ。」確かに、ふつうの牧師ではありません。
![]() | 不良牧師〈2〉鉄馬(アイアンホース)の旅アイシーメディックスこのアイテムの詳細を見る |
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
復活節おめでとう
今日、4月16日は、復活節(イースター)です。
復活とは、狭い意味では、人間は死んだらどうなるか、
イエス様は十字架にかけられてからどうなったかという問題ですが、
広い意味では、病気の回復も、犯罪者の更正も、紛争の平和的解決も、
身近な復活であると感じ、日々の復活を神に感謝します。
皆様にも、そして、全人類にも、復活がありますように。
復活とは、狭い意味では、人間は死んだらどうなるか、
イエス様は十字架にかけられてからどうなったかという問題ですが、
広い意味では、病気の回復も、犯罪者の更正も、紛争の平和的解決も、
身近な復活であると感じ、日々の復活を神に感謝します。
皆様にも、そして、全人類にも、復活がありますように。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
ユダの福音書
asahicom:ユダは裏切り者じゃない?「ユダの福音書」写本と確認-国際
興味深いニュースです。「ユダの福音書」の日本語訳が出れば、読みたいです。
しかし、私は、何が歴史的事実で、何が伝説か、あまり気にしません。
聖書の言葉に、無限の知恵と愛を感じる。それだけでいいではありませんか。
興味深いニュースです。「ユダの福音書」の日本語訳が出れば、読みたいです。
しかし、私は、何が歴史的事実で、何が伝説か、あまり気にしません。
聖書の言葉に、無限の知恵と愛を感じる。それだけでいいではありませんか。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
生命の謎
生命とは何か、精神とは何か、自然科学の最大の謎でしょう。
現在の人間の技術では、大腸菌すら無生物から合成できません。
人工知能の研究によって、チェスを指すコンピューターが人間に勝っても、
そのコンピューターは泣きも笑いもしません。
慶應義塾大学の冨田勝先生は、
物理学における相対性理論のような大発見が生物学にも起きて、
生命とは何かが解ると、楽観的、唯物論的に予想されています。
前ローマ法王ヨハネ・パウロ二世は、
進化論には根拠があるが、我々の精神は神に与えられたものである、
とおっしゃったそうです。
私も、そうかもしれないと思っています。
生物学によって、何が解って何が解らないのか、それが生物学の最大の謎です。
現在の人間の技術では、大腸菌すら無生物から合成できません。
人工知能の研究によって、チェスを指すコンピューターが人間に勝っても、
そのコンピューターは泣きも笑いもしません。
慶應義塾大学の冨田勝先生は、
物理学における相対性理論のような大発見が生物学にも起きて、
生命とは何かが解ると、楽観的、唯物論的に予想されています。
前ローマ法王ヨハネ・パウロ二世は、
進化論には根拠があるが、我々の精神は神に与えられたものである、
とおっしゃったそうです。
私も、そうかもしれないと思っています。
生物学によって、何が解って何が解らないのか、それが生物学の最大の謎です。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ | 次ページ » |