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Unknown (和尚)
2006-06-01 11:52:13
「パンのみによって生きるにあらず」



たまには御飯も食べないとね・・・というベタなギャグは無視して下さい(^^;)





「生きる」という言葉の意味が2種類あるのではとここ数年考えております

「いのち」という言葉も同じで、人間には2種類の「生きる」「いのち」があるのではないでしょうか



第一は科学的、医学的な意味での「いのち」「生きる」であり、もう一つは根源的、原初的事実としての「いのち」「生きる」です





二年前、我が家の茶の間を知り合いの大工さんに造作してもらったんですが、その時予算があまり無かったので「安くあげてよ」と泣きついたんです(笑)





「よっしゃ、まかしとけ」と職人気質の大工さんは仰ったんです。

で、いろいろと造作してるときに「ここは安い材料で済ませるぞ」「ここは金がかかるところだ」ってのが出てくるんですわ



で、金のかかるところも安い材料でできないか?って訊ねたら「掛かるところは掛けるんだ、大事なところだから金かけるんだよ、ここは手を抜けないんだ、手を抜いた瞬間俺の大工としての命が死んじゃうんだよ・・・」



重たい言葉でしたねぇ



パンのみにて生きるにあらずという言葉のヒントがそこにあるようなきがしました
 
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