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『三陸ひとつなぎ自然学校』の釜石市を中心とした活動を応援しています。

木をつかった子どもの居場所づくり

2012年11月06日 | 子どもの居場所づくり

報告が遅くなってしまいましたが、グリーンサンタ基金国産材製品寄贈事業

でいただいた木のログハウスとジャングルジムを

地域の方や子どもたち、ボランティアさんと作りました。

http://www.greensanta.or.jp/activity03.html

9月9日(日)に「ログハウスをつくろう」、

10月14日(日)に「木に触れ、森を感じ、学んでみよう!」を実施。

まずは木をテーマにアイスブレイク!

・「木の棒並べ競争」

・「木へん」の漢字探し 

・身近にある木材製品探し 

考えてみると、自分たちの生活に「木」は身近にあるんだなぁと実感。

楽しみながら、考える時間でした。

 

そのあとは「木のジャングルジムをつくろう」ということで

北海道の「(株)ハルキ」さんのスタッフでもあり、LEAFインストラクターでもある鈴木さんにご協力いただき、

子どもたちとログハウス内に木のジャングルジムの組み立てをしました。

木を切ることから!

このログハウスのなかにジャングルジムを作っています。

力強く打ち付ける!うまいうまい!

要領をつかむとどんどん打ち付けたり、くっつけたり。

実際に木材に触れながら、時間をかけ、ついに完成!

自分たちで作ったので愛着が湧き、昼食もそのジャングルジムの上で食べていました。

昼食後はおやつの焼き芋づくりのため、火おこしからスタート。

火は「湿った葉っぱで燃える」と子どもたち。

それではそのとおりにやってみよう!

ということで半分は湿った葉っぱと湿った新聞紙。もう半分は乾いた木。

すると葉っぱのほうからは白い煙が出てきて、いつの間にか消えてしまいました・・・残念。

が半分の木のほうがうまく燃えたので、さつまいもを火の中に投入。

焼けるまでの時間に近くの雑木林へ。

近くの雑木林にてLEAFインストラクターの宮本さんによるプログラム

 ・一番大きい葉っぱさがし

 ・一番小さい葉っぱさがし

 ・雑木林と人工林の違いについて

同じように見えるけど、木にはいろいろな種類があるんだということを遊びながら学びました。

さて、ログハウスの方に戻って、さきほどの焼き芋!(このさつまいもは「あづまっぺ農園」で作ったものです)

あまーくておいしい焼き芋を食べていると

地域のお母さんがついてくれたおもちを差し入れしてくださいました。

ログハウス&ジャングルジム完成祝いのもちまき!

たくさん拾えたかな?

 

今回は「木」をテーマに木に触れ、木について考えました。

これをきっかけに自分たちの生活にも木を使ったものがたくさんあり、生活を支えてくれているということを

感じることができたらうれしいなと思います。

 

実は釜石は面積の9割が森林。

私自身も海のまち「釜石」というイメージがありましたが、今回の機会を通して、様々なことを学ぶことができました。

この町の子どもたちだからこそ森林を身近に感じてもらいたいと思っています。

ログハウスとジャングルジムは子どもたちが自由に出入りし、自由に遊べる場所です。

今後も子どもたちが楽しく作れるような場所への工夫をしていきたいと思います。

本当にたくさんの方に支えられ、完成したログハウス&ジャングルジム。
携わってくださったみなさま、本当にありがとうございました。
ぜひ、見に来てください!

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