被災地支援 -できることをやろう- から -ひとつなぎ- へ   NPO法人ねおす

『三陸ひとつなぎ自然学校』の釜石市を中心とした活動を応援しています。

お知らせ

★【2015年12月23日エルプラザ】「5年目の今、未来への挑戦」の報告会があります

みんなでやれば大きな力。

2011年10月29日 | 地域社会起業育成支援
根浜神社の復活に向けての活動3日目。
今日は、参道の周りにある枯た木の伐採と、参道のふもとにあった集会所があった場所に堆積した瓦礫の撤去を行ないました。

さっそく参道の土砂を取り除く作業に取りかかります。


森の中に響く機械音。
チェンソーの達人が安全に配慮しながら木を切っていきます。


切り出した木はボランティアさんの力を借りて所定の場所に運ばれていきます。
それにしてもすごい木の根っこだなぁ。


小さな瓦礫から大きな瓦礫まで。
みなさんひとつひとつ丁寧に作業をしてくださいます。


作業後にはスタッフの案内でお社を見学。
なんでも約500年も前からここにあるお社で、龍神さまと山神様と河童の神様が奉られていらっしゃるとのこと。
『今日もケガなく一日を過ごせました。ありがとうございます。明日もよろしくお願いします』と心の中でお願いしてきました。


みなさんのお力のおかげで少しずつ神社が息を吹き返しているように感じます。
本日のbefore...


after...!!


お力をお貸しいただきありがとうございました。


また明日もがんばるぞ!!




ねおす 上道和恵

根浜に灯りを

2011年10月29日 | 地域社会起業育成支援


根浜の海岸近くに小さな神社がある。
地上から約20メートルほどの山の上にあるお社。
ここにも津波はやってきた。
参道は崩れた土砂で埋まり、その土の重さで手すりがひしゃげた。
周囲は瓦礫や枯れた杉の枝で覆われている。


この神社に灯りをともそう。
震災の影響で避難されている方々に、亡くなられた方々に届くような灯り。
そんな想いをもって神社の復興作業を行なっています。

鳥居周りの草を刈り、


流されて埋まった瓦礫を掘り出し、


あらかじめ市の職員の方と打ち合わせをして決めた場所に撤去していきます。


大きくひしゃげた手すり。
山側から土砂が崩れて参道のほうまではみ出しています。


まずは、石段の上に積もった杉の枝を払い、土砂をかきだし、安全に上り下りのできる参道を確保。
ひしゃげてしまった手すりは……
「とりあえず、みんなで押してみますか?」という提案を採用し、作業に集まったスタッフのみなさまのお力でぐっと押してみることに。

せーのっ


なかなかうまくいったのではないでしょうか。



この日の作業はこれで終了。
今日はこれから参道周辺の枯れ木の伐採を行ないます。





ねおす 上道和恵