見ないほうがいいかもと言われると、見てしまうのは人間の性ですよね。
年末から緑の脂が断続的に出ていまして。
どこからって体の「下」から…
ググったら、脂がでることは、まぁ、よくあることで
緑色ならたいてい心配いらないとあったので
救急に行くのはやめて、年が明けるのを待って、
病院に行きました。
「脂の色が赤や黒でなくて、どんどんひどくなるとか、
お腹がピーピーってわけじゃなければ病気を疑う所見じゃないし、
様子見てるだけでいいですよ」ということでした。
脂はたしかに緑色だったけど、念のため潜血反応だけ調べてもらいました。
検査する2日間、2日ともうまい具合に脂がたくさん流出したので
採取したところ、2回ともマイナス(陰性)でした。
私「この脂って食事で摂ったものですか?
それとも体から分泌されてるんですか?」
Dr.「おかしく聞こえるだろうけど、胃腸って体内の皮膚なの。あはは。
胃腸も顔の皮膚とかと同じで、汗もかけば脂も出してるの。
なんかの加減で過剰な脂が出るってこともあるわけ。あははー(←よく笑う先生)
何の診断名もなくて気持ち悪いかもしれないけど
『下から油出る病』とかいう病名ないからねー」
私「体調の変化とか何かの拍子に脂が出るってことですか?」
Dr.「そう!
顔に吹き出物が出たり、脂が出たりするように
腸もポリープできたり、脂出したりしてるわけ。
額や顔が脂でテカってるおっさんがいるでしょ。
あの脂を医学的に止めろと言われてもできないのと同じで
下からの脂もどうしようもないんだよね。あははー」
このあははーな雰囲気のおかげで
あれこれお話を聞けました。
私「あのー、父と祖父(母方)が大腸がんだったんですけれども
これって私も要注意ですよね?」
Dr.「猫山さんが大腸がんだったら、ボク(消化器医歴15年)の受け持った
患者さんの最年少記録更新だけど、悪性を疑う所見はないし。
お父さんとおじいさんは30代でなったりしてないでしょ?
歳とってからなったのはたいてい遺伝性のではないよ。」
ちなみに父と祖父は60代で発症です。
二人とも発見が遅かったので50代後半に発生していた思われますが。
他にも検査トリビアなどいろいろ聞けました。
「脂が赤や黒になったらすぐに来てね。じゃーねー」
顔もずっと吹き出物が治らないし、
体内の気の流れとかがよくないとは感じていたけど
脂ギッシュなおっさんと同じ現象が、内部で起こってたとは。
キモすぎるー。
診察を待つ間、アーユルヴェーダの本を読んでいて
そこに載ってた体調をチェックしたら
「あなたは本書に書いてあることを実行するだけでは
十分でないので、医療機関を受診したほうがいいかも」と書いてあって
「今来てまーす」と思いながら、楽しく読みました。
おもしろい本だったので、また紹介するかもです。
今日バジルのパスタを作ったんですが
いざ食べようとしたら、バジルソースとその脂がそっくりなことに気がつきました。
バジル、当分だめかも…。あははー
出ているのだから体内にため込んでしまうよりは良いのかも、という気がしてきてしまうのは「あははー」効果でしょうかね。
大ごとになったわけではなさそうなので、なんだか安心しましたけど。でもさすがに「あははー」という言葉で締めくくる気にはなれません。かといって「お大事に」でもなさそうですし…。早く治まりますように。
以前、知り合いが「満員電車内で緑の液体を吐いた人がいたのに、本人も周囲も知らん顔だったよ!あの人宇宙人???」と不思議がっていましたけど、そういうことなのかしら。。。
でも、お医者さんに診てもらったからちょっと安心ですね!
でしたけど、検索ヒット数や先生の反応からするとよくあることみたいです。
脂が体内に溜まると酸化して体に悪そうなので、出てきてもらったほうがではあります。
あはは効果で治まるといいのですが…。
下からじゃなくて、上から出てくる人もいるんですね。同じものかどうかわかりませんが、緑って胆汁ぐらいしか考えられないですよね。バジルソースが逆流したとか!?
でも、知らん顔ってすごいですね。本人的には「ちぇ、またかよ」ってとこだったんでしょうか。