ネガティブ全開

前向きでいようとすることに疲れてきた。

病気発覚以来、前向きに取り組まないと、
免疫力が下がっちゃう～って思ってたけど
疲れた。

がん友さんと話すときも
「前向きにがんばる私」を演出しようとしてる（しきれてないけど）。
後ろ向きでいると、せっかく知り合えたがん友さんにも
見放されるのではと思ってた。

もういいいや、誰にどう思われようと。
人の反応を伺うことにも疲れてきた。

昨日も病理結果のことで、がん友さんらに話を聞いてもらい
「不安なのはみんな同じよ～」と慰めてもらったけど
そう言われれば言われるほど
自分が「不安なのはみんな同じなのに、一人だけ大騒ぎしている人」
に思えた。

根っからのネガティブ人間だ。
ブログ名も「ネガティブログ」に変えるか。

病理検査騒動から一晩明け、やや落ち着いた今、
改めて考えてみると、私の気持ちの中では
病状に対するショックよりも（これももちろんショックだけど）
ちゃんと定期的に検査してきたのに見つけてもらえなかった無念さ
のほうが大きいことに気づく。

この先の治療のことよりも「もっと早く見つけてくれていれば」と
考えること自体、後ろ向きな姿勢だ。

でもこのへんの経緯や事情は人それぞれだし、
いくら同病とはいってもわかりあえないこともたくさんある。
私も他の人のことをちゃんと理解してるわけじゃないし。
分かり合おうとするから辛くなる。

誰といても、やっぱり人間、基本は独り。
たくましく生きていくわ

昨日たまたま読んだ本に
「今の時代毎日明るくさわやかに過ごしている人がいたら、病気である」
(by五木寛之）とあって、フフフと笑ってしまった。

父に話したら、父も力なくフフと笑ってた。