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粟粥・粟餅

2011-11-16 12:51:45 | Weblog
『粟餅、まずいですが何とか食べられます。』

今の餅と同じ用に蒸かして杵でついて餅にするのですが、粘りがないので餅米を10%ほど入れて作るのですが昔の人は上手く作りました。
粟ご飯は、美味しくないですが外に食べるものが無いのでしょうがなく食べました。
米1に粟9の割合ですから、米を拾って食べたくなるようなものです。
最近は粟ご飯の事を健康に良いとかで話しは良く聞きますが米95%粟5%ですのでただ色が黄色いだけで多分美味しいでしょう。
昔は小麦粉のことをメリケン粉と言う位貴重な食べ物でした。
うどんは、お祭、お盆、正月、位きり食べられませんでした。
砂糖、塩、たばこは配給なので貴重品でした。中でも比較的に足りていたのが塩でした。だから今では考えられない様な塩の使い方をしていました。お正月に良く作る、ぜんざい、おしるこ、が塩味でした。
おはぎ、ボタ餅、大福餅の餡も塩餡でした。何か嘘のよう話ですが本当の話です。

稗かき

2011-11-16 11:22:15 | Weblog
『こんな食べ物を食べた事が不思議に思います。』

よそ様の事は良く分かりませんが、でも我が家では良く食べていました。皆さんは知らないでしょうが、私が5年生頃は何処の農家でも畑で作っていたのですから、皆さんも食べていたと思います。思い出すのも嫌ぐらい美味しくない食べ物でした。でも今だから。そう感じたのでしょう。何処の農家でも食べ方は色々有ると思いますが、手軽に食べるには、稗かきが簡単に出来て食べて一番美味しいかもしれません。『ひえカキ』とは、ソバかきと同じ作り方、具に白菜の漬物を入れると美味しく食べられます。
稗焼餅は硬くなるし苦味がきつくて食べにくいので嫌いでした。とはいっても他に食べるものがないのですから仕方なしに食べましたが今では犬も食べないでしょう。