やさしい人生を皆さんと共に

シンプルに気楽に人生を楽しく?

どんどんやき

2011-11-29 15:28:25 | Weblog
『今はほとんど雪がない』

今と違い雪の中の作業でしたので大変でした。子供の4年生以上の子供が集まり、どんどん焼に燃やす、門松が足りないので川原や山に行き松の枝を集めて来て準備をしました。
1月14日は旧正月でした。旧正月14日になると、村の外れに馬頭観音がありそのそばの田んぼを借りて行なう行事です。村中の門松や正月の飾り物をそこに集めて燃やすのですが、昔からの『しきたり』行事で先ず真ん中に村で一番大きな竹を区長さんのところから頂いてきて其の先端に神頭さんに『四垂、しで、へいそく』を切ってもらい先端に取り付けて燃やし四垂が倒れるまで燃やす習慣があります。
それをどんどん焼といいました。村中の皆さんが集まり厄年の人がその火を燃やしている時に、お金や、ミカン、干し柿、などを投げて皆さんで拾うと言う行事に成っていたようです。そして其の夜に村の人全員に『男厄年、25歳42歳、女性厄年19歳33歳』麹で作った本格自家製甘酒を振舞っていました。子供の頃はそれがすごく楽しみでした。厄年の家を回りご馳走になりました。